ペット供養の方法はひとつではない!家族にベストな供養方法を考えよう

ペット供養の方法はひとつではない!家族にベストな供養方法を考えよう

2021.12.28

大切な家族であるペットが亡くなってしまったら、辛いことですがお別れをしなければいけません。 ペット供養の方法が色々あることはご存じでしょうか? ペット供養は一度きりです。 家族にとっていちばんベストなペット供養の方法を選びたいものですね。 そこで本記事では、亡くなったときの対処方法・ペット供養の方法や費用・ペットとの思い出を残せるグッズについて紹介します。

ペット供養の大切さ

ペット供養の大切さ

ペット供養は大切なことを知っていますか?
ペットが亡くなった後、約半数の人がペットロスの状態になり辛い日々をすごしています。

しかしペット供養をしっかりすることで、気持ちの整理もでき心の中に一区切りができることが多いです。

ペットのためにもペット供養が必要ですが、飼い主さんのためにもペット供養は非常に大切なものでしょう。

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始めにするペット供養【亡くなったときの対処方法】

始めにするペット供養【亡くなったときの対処方法】

1番初めにするペット供養と言えば、亡くなってすぐのペットの体のお世話です。
ペットが亡くなると、体の穴から体液が漏れ始めます。
特に病気で亡くなったペットで肺水腫・腹水・下痢などの症状があった場合、体液の漏れは激しくなります。
体液が漏れて大切なペットが汚れないためにも、しっかり綿花で穴を塞ぎましょう。
主な穴は鼻・口・耳・肛門です。
場合によっては、陰部にも入れる場合もあります。
また動物病院で亡くなったときは、最初のこのペット供養は病院がやってくれます。

時期にもよりますが、亡くなって1日から2日経つと匂いが強くなってくるでしょう。
そのため火葬する前までは、ペットを冷やしておく必要があります。
ペットがいる部屋の冷房を強くし、保冷剤などで体を冷やしましょう。

葬儀会社の種類

葬儀会社の種類

葬儀会社はどのようなものがあるのでしょうか。
一般的には下記の葬儀会社に分けられます。

● 市営の葬儀会場
● ペット霊園
● 移動用の火葬サービス

では、ひとつずつ特徴についてお話しします。

市営の葬儀会場

市が運営している葬儀会場は、もともとは人を葬儀する場所ではありますがそれとは別にペットの葬儀もしています。
市営の葬儀会場の場合、ペット霊園などに比べると格安で火葬することが可能です。

わたしは今までふたつの市営の葬儀会場でペット供養するために利用したことがあります。
とても丁寧なところもあれば、ペットを雑に扱われる場合もあるので口コミなどをよく見ておく必要があるでしょう。

場合によっては、合同火葬しかやっていないところもありますので注意が必要です。

すべての市営の葬儀会場がペット火葬をしているわけではありませんので、もしわからなければ問い合わせてくださいね。

ペット霊園

ペット霊園は、ペットのみの葬儀や火葬・お墓・そしてペット霊園内に供養塔があったりもします。

ペットの葬儀に特化しているペット霊園ですので、きめ細やかなペット供養ができるようになっています。

例えばペット用の棺やペット供養に使うグッズなども、取り揃えています。
また市営の葬儀会場に比べるとペット霊園のほうが、若干割高なのも特徴です。

そしてひとつ気を付けておくべき点があります。
それはペット霊園によっては、火葬炉が小さいため大型犬や超大型犬は火葬ができない可能性があることです

もちろん大型犬を火葬できるペット霊園もありますので、もし大きな犬を飼っているようであればペット霊園に直接問い合わせてもらうのが一番でしょう。

移動用火葬サービス

実のところ葬儀会社は地域によって、格差があります。
地方に行くと、市営の火葬場もなければペット霊園も近くにないという場合も。

そのような場所でも移動用火葬サービスというものがあります。

これは軽自動車などの後ろを火葬炉にしており、自宅の駐車場などで火葬することが可能なサービスです。

メリットとしては自宅のすぐそばで火葬しペット供養ができるという事でしょう。
逆にデメリットとしてはペットの大きさが制限されます。

火葬方法の種類と価格

火葬方法の種類と価格

ペット供養の中でも火葬方法をどうするか、ということは1番大切なことになってきます。
なぜなら火葬した後に、ペットが家に戻ってくるか戻ってこないかが違うからです。

一般的に火葬方法は、以下の方法があります。
● 立会拾骨もできる個別火葬
● 葬儀会社に一任する個別火葬
● 合同火葬

ではひとつずつ見ていきましょう。

立会拾骨もできる個別火葬

ペット霊園で飼い主さん立ち会いのもと、そのペット一頭だけで火葬炉に入れて火葬する方法です。
最初にお別れの挨拶とお経などを唱え、火葬炉に入るまでもお見送りができるので安心してペット供養を行えます。
また火葬が終わった後はペットの骨をご自身で収骨することが可能です。

価格は様々でしたが、ペット霊園3社の平均価格です。

個別立会火葬
小動物 17,000円〜26,000円
猫・小型犬 19,000円〜32,000円
中型犬 32,000円〜44,000円
大型犬 39,000円〜62,000円
超大型犬 66,000円〜応相談

ペット霊園によっては、骨壷込みの金額の場合もあります。
45キロ以上の超大型犬の場合、応相談となることが多いので注意が必要でしょう。

また、移動用火葬サービスも立ち会い収骨ができるものがほとんどです。

葬儀会社に一任する個別火葬

先ほどと同様、個別で火葬しますが飼い主さんで拾骨するわけではありません。
ペットをペット霊園でお預かりし、火葬から拾骨まで全てペット霊園のスタッフが行うというものになっています。

こちらの価格も、ペット霊園3社平均の価格帯です。

個別一任火葬
小動物 15,000円〜23,000円
猫・小型犬 17,000円〜32,000円
中型犬 27,000円〜44,000円
大型犬 37,000円〜60,000円
超大型犬 66,000円〜応相談

合同火葬

合同火葬とは他のペットも一緒に火葬炉に入れて、火葬するペット供養方法です。
そのため立ち会いや拾骨もできなければ、骨の引き取りもできません。
火葬のあとは、ペット霊園の供養塔に入る場合がほとんどです。

では、ペット霊園3社平均の価格帯を以下の表でまとめました。

合同火葬
小動物 8000円〜19,000円
猫・小型犬 14,000円〜23,000円
中型犬 62,000円〜33,000円
大型犬 25,000円〜40,000円
超大型犬 47,000円〜応相談

市営の葬儀場の価格はどれくらい?

市営の葬儀場はペット霊園に比べてかなりお安くなっています。
価格は合同火葬の場合はなんと3000円。

また個別火葬もできますよ。
個別火葬は小動物の場合10,000円、超大型犬でも50キロまでは30,000円で火葬ができるでしょう。

火葬後のペット供養方法は?

火葬後のペット供養方法は?

火葬後のペット供養はどのようなものがあるのでしょうか?
方法としてはまずご自宅に連れて帰るという方法があります。
ご自宅で庭などに埋めることもできますし、骨壷のままご自宅で保管することも可能です。

またペット霊園でできるペット供養の方法もあります。
こちらが、ペット霊園でできるペット供養方法です。

● お墓を作る
● ペット霊園内の納骨堂の個別棚に供養する
● ペット霊園の供養塔に埋葬する

ペットとこれからどう過ごすか、あなたのライフスタイルに合わせたものを選ぶといいですね。

ペットとの思い出を残そう

亡くなったペットの思い出を残したい。
亡くなったペットとずっとそばにいたい。
そのように思う飼い主さんは多数いらっしゃると思います。

今はペット供養のグッズが多数あるんですよ。
その中でもいくつかオススメをご紹介します。

ペット仏壇骨壷入れ

ペット仏壇骨壷入れペットの写真を飾れる、家型のかわいい骨壷入れを紹介します。
ペットの写真は、L版の写真を入れられるんです。
また簡単に写真を取り替えられる優れもの。

木のぬくもりがとてもかわいく、ほっこりするペット供養ができる商品です。
引用: Amazon

ペット供養に必要な仏具

ペット供養に必要な仏具

ペット供養をご自宅でする場合に仏壇の前に置く仏具。
こちらは人用ではなくペット用の仏具のため、足跡のマークが付いていてとても可愛らしいペット供養商品です。
コンパクトな上に、白磁器でシンプルなので長く愛用できます。
引用:Amazon

ペット供養に必要な仏具

ペットの写真を送ると、そっくりの羊毛フェルトをオーダーメイドで作ってくれます。
ペット供養して骨になってご自宅に戻ってくると、飼い主さんの心にぽっかりと穴が空いてしまう場合があります。
そのような時にこの羊毛フェルトがあるとまだ近くにいるような気分になれて、気分が少し落ち着くでしょう。

引用:楽天市場

まとめ

今回はペット供養についてお話ししました。
ペットとはずっと一緒にいたいものですが、いつかはお別れが必要です。
その時にペットの為にも飼い主さんの為にも、一生に一度のペット供養を後悔なくしたいものですね。
合同火葬か個別火葬にするか、納骨するか自宅保管にするかなど家族でぜひ話し合ってください。

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