実は人気の犬種も多いって本当？多頭飼いに向かない犬をご紹介
2024.05.07
既に犬を飼っている飼い主さんの中には、「犬の多頭飼いをしたい！」と考えている方も多いのではないでしょうか？犬を複数飼う際、最も重要なのは先住犬の性格です。群れで生活をするオオカミを祖先に持つ犬ですが、実は多頭飼いに向かない犬がいます。 多頭飼いに向かない犬の特徴はどんなものでしょうか？今回は、多頭飼いに向かない犬の特徴と犬種をご紹介します。
多頭飼いに向かない犬の特徴
既に犬を飼っていて新しい犬のお迎えを検討している場合、先住犬が新しい犬と馴染めるだろうか？と心配する飼い主さんも多いでしょう。多頭飼いに向かない犬は、以下の特徴があります。
・他の犬に対して攻撃性がある
・飼い主さんが大好きで独占したがる
・どんなことにも怯える臆病な性格
・年齢差が大きい
・先住犬が高齢・持病がある
一番多頭飼いに向いているかがわかるのは、散歩をしている時です。万が一先住犬が多頭飼いに向いていないのに、無理に新しい犬をお迎えするとお互いにかなりのストレスが溜まります。散歩をしている犬が近づいてきた時に友好的なのか、極度に怯えているのか、それとも攻撃的なのかを確認してみましょう。
多頭飼いに向かない犬5選
社交的で家族とも仲良くしてくれることの多い犬ですが、多頭飼いに向かない犬もいます。多頭飼いに向いていない犬は、主に日本に土着した犬や狩猟犬が多い傾向にあります。多頭飼いを検討している飼い主さんは、ぜひ紹介する犬を参考にしてください。
柴犬
穏やかな印象がある柴犬ですが、もともと猟犬として飼われていた犬であるため、非常に飼い主さんに忠実な犬です。愛くるしい見た目をしていますが、実は飼い主さん以外に触られることも嫌がります。
柴犬は真面目で命令にも忠実に従う犬ですが、反面気性が荒いとも言われる犬です。芝犬それぞれの性格によって多頭飼いの向き不向きがありますが、一般的にあまり他の犬と仲良くなるのは難しい犬といえるでしょう。柴犬は多頭飼いに向かない犬ですが、もし多頭飼いをするならしっかりとしたしつけが重要です。
紀州犬
紀州犬は、イノシシを狩ることに関して右に出る犬はいないと言われているほどの犬です。体格ががっしりとしており、逞しい印象があります。
紀州犬はイノシシを倒すほどの勇猛さと強さを持っており、加えて飼い主さん以外には懐きにくく警戒心も非常に高いです。きちんとしつけをしなければ人や動物を傷つけるほど気性が荒いため、一部の地域では危険犬として登録している場所もあるほどです。一般的に、多頭飼いに向かない犬とされています。
四国犬
中型犬である四国犬は、本気で暴れれば大型犬よりも危険とされる犬です。怖い印象を持たれることもある四国犬ですが、勇敢で子犬の頃から主従関係を遵守し、自分のテリトリーを守ろうとする犬です。きちんとしつけをすれば、とても頼りになる家族になるでしょう。
野生味溢れる姿にファンも多い犬ですが、闘争心が強く他の犬に対しても攻撃的になることがあります。多頭飼いには向かない犬といえるため、他のペットと一緒に飼うのは避けた方が良いでしょう。
ミニチュアピンシャー
スラっとした体躯と俊敏な動きをするミニチュアピンシャーは、陽気で運動が大好き、甘えん坊な性格です。反面、飼い主さんには忠実で警戒心が強く人見知りもする性格の子も多い犬です。臆病な子も多く、多頭飼いに向かない犬とされていますが、他の犬と仲良くする子も多いため個体差が大きい犬といえます。犬同士の相性が良ければ、多頭飼いもできるでしょう。
ペキニーズ
賢くしつけもしやすいと言われるペキニーズは「まるで猫のよう」と称される犬です。猫のようなマイペースな性格を持ち、あまり飼い主さんにべったりしません。自分からケンカを仕掛けることは滅多にないとされています。
ペキニーズが多頭飼いに向いていない犬とされるのは、飼い主さんを独占しようとするほど依存度が高いからです。また頑固でプライドも高いため、他の犬がいると落ち着かず攻撃的になることがあります。
多頭飼いをするメリット
穏やかな性格で多頭飼いがしやすい犬同士でも、関係が悪化しないよう飼育する時に気を付けなければいけません。しかし多頭飼いは、犬にとってもメリットがたくさんあります。
まず犬の社会性を育てることができます。多頭飼いしかないメリットであり、一緒に遊ぶことで力加減を学んだりストレス発散したりすることができるのです。
飼い主さんがお仕事などで家を留守にする場合も、仲間がいれば寂しくありません。帰宅すれば複数の犬がお出迎えにきてくれますし、体格が似ていればドッグウェアも使いまわしができるでしょう。休日も賑やかで、家の雰囲気が明るくなりそうですね。
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まとめ
犬の中には、多頭飼いに向かない犬もいます。多頭飼いに向かない犬の特徴は、飼い主さんを独占したがったり他の犬に対して極端に怯えたり攻撃的になったりするなどがあります。多頭飼いに向かない犬は、柴犬や紀州犬、ミニチュアピンシャーなどの人気の犬種も少なくありません。ただ多頭飼いに向かない犬と言われている犬種でも、犬の性格によっては多頭飼いができることもあります。犬の社会性が育つなど多頭飼いにもメリットが多いので、ぜひ相性が合う犬同士を仲良くさせてあげましょう！
