シャンプーどう決めてる? 愛犬に合ったシャンプーの選び方をご紹介。
2019.01.13
皆さんは愛犬にシャンプーを行う時、使用するシャンプーはどのように選んで決めていますか? 愛犬のシャンプーには、皮膚に優しく作られているものやオーガニックのものなど沢山の犬用シャンプーがあります。 今回は、自宅で飼い主が犬のシャンプーを行う場合の使用するシャンプーの選び方を紹介をしていきます。
犬のシャンプー選びの判断基準
犬のシャンプーを選ぶ時の1つの判断基準として「飼っている犬に合っているかどうか」ということがとても重要です。
私自身も、飼い犬に使用したシャンプーが合わず毛質が変わってしまったり、体をよく掻いてしまったりした症状が出たことがあります。皮膚病や食物アレルギーも疑いましたが、シャンプーをした直後に気になったのでシャンプーを違う種類に変えてみたところ症状がなくなりました。
私は2匹犬を飼っていますが、シャンプーは違うものを使用しています。
シャンプーは、飼っているその子に合った種類選びが重要です。どのシャンプーを使用するのかは飼い主が判断する事ですが、シャンプーが合わないと感じた場合は使用を中止し、種類を変えてみましょう。
人用シャンプーを使用しても良いのか?
犬のシャンプー選びの時に話題になるのが、犬用のシャンプーを使わず人用のシャンプーでも良いという意見です。犬のシャンプーに飼い主と同じ人用のシャンプーを使用しても良いのでしょうか?
人用シャンプーを使用するメリットは、手に入りやすく自分も使えるのでコストパフォーマンスが良いということです。また人用のシャンプーはシャンプーの成分表示の義務付けがされているので、製品の人への安全性が保証されています。
人用のシャンプーを使用するデメリットとしては、人用のシャンプーは犬の皮膚にはストレスが強い傾向にあるという事です。
人も犬も哺乳類なので人用のシャンプーを犬に使用することは特に問題ではないという意見があります。しかし、人用のシャンプーは頭皮用です。人シャンプーは汗や頭皮の脂を流すために作られているので、犬用に作られたシャンプーに比べて刺激が強い性質があります。
犬をシャンプーする目的は頭皮を洗うのではなく被毛を洗うことなのですが、中には人の赤ちゃん用のシャンプーなら犬にも優しいという意見もあります。しかし、動物病院からの観点としては、「犬の皮膚は弱アルカリ性」なので、人の赤ちゃん用に作られているシャンプーの弱酸性は良くないという見解でした。
どうしても人用のシャンプーを使用する場合は、犬に合っているのかどうか必ず確認して使用しましょう。
犬用シャンプーを使用した方が安心?
犬用のシャンプーは人用のシャンプーに比べて高価になることが多いです。犬のシャンプーの頻度は2~3週毎が良いと言われているので、人程消費量は少ないと考えられます。
しかし場合によっては、早いスパンでのシャンプーをする必要があります。私の飼い犬は外耳炎の一歩手前になった時に週に2回シャンプーをするように獣医から指示されたことがあり、その時はシャンプーの消費量は普段より多くなりました。皮膚炎になっている時もシャンプーの回数を増やす必要があるそうです。
犬用のシャンプーを使用することのメリットとして、犬用に作られているという安心感が挙げられます。
人用のシャンプーは製品の成分表示がありますが、犬用のものには成分表示の義務付けがされていません。しかし、犬用に作られたシャンプーは犬の皮膚と毛を考慮して開発されたものなので、人用よりも犬に優しい素材です。
犬の健康状態や犬種、毛の長さによっても相性の良いシャンプーが異なります。犬用シャンプーを使用する場合も人用のシャンプーと同様に飼い犬に合っているのかどうか確認しながら使用していきましょう。
犬用のシャンプーの選び方は?
犬用のシャンプーには「美容シャンプー」と「薬用シャンプー」があります。
美容シャンプー
一般的なシャンプーで、犬の洗浄をメインに考えて作られたシャンプーです。多くの場合は「〇〇犬向け」「長毛犬用」などと記載されていることがあるシャンプーのことを指します。
薬用シャンプー
皮膚の事を考えて作られたシャンプーで、皮膚病などになっている時に使用されることが多いです。皮膚を良い状態に保ってくれる効果があるので普段から使用している飼い主もいます。
薬用シャンプーも製品によって効果が異なります。皮膚病など皮膚関係のトラブルがある場合は、獣医と相談しながら薬用シャンプーを使用してみましょう。
犬を自宅でシャンプーをしている人は「美容シャンプー」を使用していることが多いそうです。実際に筆者も美容シャンプーを使用しています。
まずは「美容シャンプー」を使用してみて、炎症や引っ掻くなどの症状がなければそのまま使用して大丈夫です。もしトラブルが発生した場合はその都度シャンプーを変えていきましょう。飼い犬への皮膚ストレスを最小限にしたい人は「低刺激タイプ」もあるので試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?犬のシャンプーに人用のシャンプーを問題なく使用している人もいるそうですが、犬の皮膚への負担を考えると犬用シャンプーの方が安心です。犬とシャンプーとの相性は実際に使ってみないとわからない部分があるので、飼い犬の様子を見ながらシャンプーの種類を決定していきましょう。