夏場に気になる愛犬の臭い…ドッグフードから臭いケア。
2019.07.30
高温多湿の夏場は、人間も自分の汗臭や体臭が気になる季節ですね。それと同じように、犬の独特なニオイ(いわゆる犬臭さ)が夏は気になるという方も多いことでしょう。我が家にも犬がいますが、夏はやっぱり「うっ」とニオイにむせてしまうことがあります。 愛犬はカワイイし大事だけど、きついニオイになんとかしたいと思っている方は必見! 今回は、夏場に気になる犬のニオイの原因と、ドッグフードから始める臭いケアの方法をご紹介しますね。 今年こそは犬臭さに悩まされない楽しい夏にしましょう!
犬は臭う?夏場に気になる犬臭さの原因
犬には独特の体臭があります。高温多湿の日本の夏、さらに強調され飼い主でも気になる犬の臭い。その原因は5つ考えられます。
臭いの原因①汗臭
犬の臭いは、汗が原因です。
犬は人間と同じくエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2つの汗腺を持っています。エクリン線は肉球部分にあり、こちらから出る汗はほとんどが水分なので臭いの原因とはなりません。問題はアポクリン汗腺です。人間の場合はワキガもこのアポクリン汗腺が原因。こちらから出る分泌物はたんぱく質やアンモニアなどの成分を含み、それをエサとして雑菌が繁殖します。その際に発生する臭いが悪臭となります。
臭いの原因②口臭
犬の臭いは、口の中に歯石が付着し雑菌が繁殖していることが原因です。
歯磨きをしないと、食べかすが歯に溜まり、歯垢となります。歯垢が取り除かれず蓄積すると歯石となり、ニオイを発するようになります。
歯垢が溜まる原因は、ドライフードに多く含まれる穀類が関係しています。本来、犬は肉食。穀類を食べることはあまりありません。しかし、ドライフードには嵩増しのためにトウモロコシなどの穀類が入っていることが少なくありません。また、ドライフードの含まれる油分は時間が経つと酸化して臭いの原因にもなります。
臭いの原因③便臭・尿臭
犬の臭いは、便や尿が原因であることもあります。
便や尿が臭うのは当然ですが、消化の悪いペットフードを食べさせていると、腸内で未消化のまま排泄されたり、腸内環境が悪くなって下痢や便秘を繰り返し、さらに臭いがきつくなります。
臭いの原因④耳臭
見落としがちですが、耳も臭いの原因となります。
犬の耳には耳垢線という皮脂腺があり、皮脂分泌が多くなると雑菌が繁殖し、臭いのもとになります。ミニチュアダックスフンド・トイプードルなどのたれ耳タイプは耳臭が発生しやすいので注意が必要です。
臭いの原因⑤肛門臭
犬の臭いは、犬の肛門付近にある肛門腺が原因です。
アポクリン汗腺の一種である肛門腺は、犬の個体を認証するのに使われる分泌液が溜まる袋状の構造をしています。そこに分泌液が溜まりすぎると強い臭いを発し、独特の犬臭となります。
夏の犬の臭いはドッグフードから対策
犬の臭いの原因は様々ですが、その多くに深く関係しているものがあります。
それがペットフードです。
愛犬の臭いが気になる場合は、普段与えている食事から見直してみましょう。
①グレインフリーのものにする
犬の臭いが気になる場合は、愛犬の食事をグレインフリーのものに替えてみましょう。
穀物の消化酵素を持っていない犬にとって、穀類が入った食事は胃腸に負担をかけ、消化しづらいものです。その結果、下痢や便秘などを起こしやすくなって腸内環境を悪化させ、便臭がきつくなります。また汗臭もきつくなります。ほかにも穀類が入った食事が恐ろしいのは場合によってはアレルギーを引き起こすおそれもあることです。
また、穀類を含んだ食べかすが口の中に残ると口内環境を悪化させ、歯垢や歯石、虫歯などの原因となり、口臭が強くなります。
そのため、愛犬の食事はグレイン(穀類)不使用のものに替えてあげて、口内環境や腸内環境の正常化をサポートしてあげましょう。
②栄養バランスの取れたものにする
犬の食事は、良質なたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなどもバランスよく含んだものに変えましょう。
栄養バランスの取れた食事を摂ることで犬のコンディションが良くなれば、アポクリン汗腺から分泌される汗やに含まれる脂質なども少なくなり、独特の臭いも抑えられますよ。
③ウェットフードも用いる
愛犬には、ドライフードだけでなくウェットフードも与えましょう。
ドライフードは高温で加熱処理されているので吸収力が悪い上に、熱に弱いビタミンや酵素がダメージを受けています。
また、口の中に食べかすが残りやすく、口内環境の悪化を招きやすい、水分不足になり尿臭がきつくなるなどのデメリットもあります。
そのため、毎日の食事はウェットフードも取り入れるようにしましょう。
臭いケア出来るドックフードに迷ったら!ペット用健康食品「ニャンケンポン」
私が飼っている犬の悩みは、シャンプーしても2日もたたずに臭いが気になる事でした。獣医さんに相談したところ、臭い対策の第一歩は高品質なドックフード選びからだと教えて頂き、ニャンケンポンを買ってみました。
私がニャンケンポンを選んだのは、天然植物のヒノキ・マツ・オオバコで作られており
無香料・無着色・添加物を使用していないので、安心して与えられるからでした。
1日5グラムから20グラムを目安に、普段あげているドックフードに混ぜて与えていますが、3日目位から臭いがあまり気にならなくなりました。
おいしそうに食べてくれますし、臭いにも悩まなくなったので、
私はニャンケンポンを愛用しています。
臭い対策はしたいけれど、どのドックフードにしたら良いか迷っている方は、
ぜひ1度ニャンケンポンを試してみてくださいね。
まとめ
どんな犬種でも、犬の体臭は夏場に特に気になるようになりますね。
臭いがあっても愛犬は大事な存在ですが、できるだけ夏を快適に過ごすためにも、ブラッシングやシャンプー、歯磨き、耳掃除などの臭い予防の習慣付けとともに、食事も見直してみてくださいね!