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猫に多い目の病気6選を詳しく解説!目やにが多い場合も注意が必要

猫に多い目の病気6選を詳しく解説!目やにが多い場合も注意が必要

2024.06.11

神秘的な猫の目ですが、飼い主さんを見つめる時は愛らしいですよね。実は美しい猫の目も、病気になることがあります。目をしきりに気にしたり、普段よりも涙や目やにが多いと感じたりした場合は、もしかしたら目の病気に罹っているかもしれません。早期発見をすることで、病気が軽度の内に治療することができるでしょう。 今回は、猫に多い目の病気6選について詳しく解説します。

猫の目が病気かも?チェックリスト

猫の目が病気かも?チェックリスト

意外に思われる飼い主さんもいるかもしれませんが、猫も人間と同じようにものもらいになったりドライアイになったりすることがあります。
人間は目に異常が現れた場合「目が痛い」「すごく眩しく感じる」と言葉にすることができるでしょう。しかし、猫は言葉を話せないため、飼い主さんが病気に気がついてあげるしかありません。
猫の目が病気になった時の症状をまとめました。
チェックしてみましょう。

・目やにや涙が多い
・目やにの色が、黄色や黄緑
・眼をしょぼしょぼさせている
・目を執拗に気にする
・目が充血している
・まぶたが腫れている
・まぶたが赤い
・目が開かない
・目が乾いている
・どこかにぶつかることが増えた
・目が白い
・目が大きい
・目が緑 など

猫の目やにが多くて心配!

猫の目やにが多くて心配!

もともと猫は、ホコリなどの異物を洗い流すために涙を流すため、目やにが多い傾向にあります。
多少の目やにであれば、湿らせたガーゼタオルやティッシュなどで優しく取り除けばOKです。
一方で、目やにの色が黄色や黄緑色だったり量が増えたりした場合は、感染症に罹っている可能性があります。目やに以外に、目の充血やしきりに目を気にしている、いつもよりウインクが多いなどの症状がある場合は、早めに動物病院で診てもらいましょう。

ニャンケンポンペット用健康食品
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猫に多い目の病気6選

猫に多い目の病気6選

特に多くみられる猫の目の病気には、6種類あります。

・猫ヘルペス感染症
・結膜炎
・角膜炎
・白内障
・眼瞼炎
・ブドウ膜炎

どのような症状があるのかについて、発症する原因についてそれぞれ解説します。

1.猫ヘルペス感染症

猫ヘルペス感染症は、いわゆる猫の風邪です。発熱やくしゃみだけでなく、目が赤く腫れて結膜炎や角膜炎につながることも多い病気でもあります。
猫ヘルペス感染症になると、目だけでなく目やマズルの周りなどにも症状が出ることがあります。症状が悪化すると、眼球破裂を起こすこともあるため、非常に危険と言えるでしょう。
猫ヘルペス感染症は、点眼薬や内服薬などで治療が可能です。猫ヘルペスを防ぐためにワクチンを接種することで、猫を感染症から守ることができます。

2.結膜炎

結膜炎

結膜炎は、目の中にある結膜が腫れることで起こる病気です。結膜炎になる原因は、猫ヘルペスによる感染症や、ホコリやキズなどのダメージなどが挙げられます。
猫の目が結膜炎になると目やにの増加で目を開けることが困難になることがあります。他にも、まぶたが腫れる、目が充血するなどの症状も増える傾向にあります。
目を開けることが難しくなると、移動も難しくなります。元気や食欲がなくなることもあるため、獣医さんに診てもらい、適切な処置を施してもらいましょう。

3.角膜炎

角膜炎は、猫の目を覆う透明な膜である角膜が傷つくことで発症する病気です。結膜炎と同じように、目が増えて目が開けにくくなるなどの症状が特徴です。
角膜炎の原因の多くは、ケンカやゴミなどが原因で角膜に傷がつくことが原因です。飼い猫であっても、外に出ることが多い場合、他の猫と縄張り争いでケンカして目を引っかかれたり爪が入ったりして角膜炎になることがあります。その他の原因に花粉やノミなどのアレルギーや猫風邪を引くことで目に異常が生じ、結果的に角膜炎になることもあるようです。

4.白内障

白内障

猫も白内障に罹ることがあります。白内障とは、目の中の水晶体と言うレンズの役割をしている部分が白く濁る目の病気です。白内障の原因は、老化や外傷、遺伝的なものや薬物による影響とされています。
現在も効果的な治療法がないため、発見次第、点眼薬などを投与で白内障の進行を遅らせる治療を行います。外科手術で濁った水晶体を取り除いた後、人工レンズを入れることで視力が回復しますが、猫の身体への負担が非常に大きい対処法となります。

5.眼瞼炎

猫の目の周りに炎症が起こった場合、眼瞼炎の可能性があります。眼瞼炎の症状は、痛みを伴う目の周りの腫れや目から涙が常に分泌されて濡れていることが多いなどです。悪化すると、目の周りの毛が抜けたり黒く色素沈着をしたりすることもあります。
眼瞼炎の原因は、主に食物やダニといったアレルギーやアトピー性皮膚炎、細菌感染、怪我などです。投薬治療で回復することが多い反面、眼瞼炎の症状がひどく、猫が目を気にして触ってしまう場合は、エリザベスカラーをつけなければならないケースもあるようです。

6.ブドウ膜炎

ブドウ膜炎は、爪で目を傷つけたり壁や棚などに目を強くぶつけたりすることで生じたダメージによって発症する病気です。猫免疫不全ウイルス(FIV)といったウイルスに感染することで発症することもあります。
ブドウ膜炎は、目がしょぼしょぼしたり目がうずいたり、結膜が充血するといった症状が特徴です。治療は可能ですが、重度のブドウ膜炎の場合、回復まで時間がかかることもあります。猫の失明のリスクを高めるため、放置は絶対に止めましょう。

猫の健康を支えるニャンケンポン!

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ニャンケンポンは、株式会社フローラが販売するペット用の健康食品です!猫が目の病気にかかる時は、ストレスや年齢などの影響で抵抗力が弱っている時が多い傾向にあります。目の病気は猫に体力がある場合、自然治癒するものもあります。いつまでも猫に元気でいてもらうためにも、普段食べるフードにニャンケンポンを混ぜて丈夫な身体作りを行いましょう!
ニャンケンポンは、小さいペレット状であるため猫も食べやすいサイズです。料金を表にまとめたので、ぜひチェックしましょう!

ペット用健康食品「ニャンケンポン」
500g 1,900円
1kg 3,400円
2kg 6,200円
粉末タイプ
500g 1,900円
1kg 3,400円
2kg 6,200円

株式会社フローラ 公式サイト

まとめ

まとめ

猫も人間と同じように、角膜炎や白内障といった目の病気になることがあります。主な原因は、ケンカで目に負った傷や物にぶつかった時の衝撃、アレルギー、年齢などです。猫の目が病気になった時は、赤くはれたり目が明けることが難しかったりするため、痛々しく感じる飼い主さんも多いと思います。
猫の病気は、完全室内飼いをしたり部屋をこまめに掃除したりすることである程度防ぐことができます。栄養満点のフードも与えて、愛猫に病気とは無縁の生活を送ることができるようにしましょう!

ペットの健康維持にペットにも使えるHB-101
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