インコはなぜ喋る?喋る3つの理由とお喋り好きのインコにする3ステップを公開
2023.07.25
「鳥はたくさんの種類がいるのに、なんでインコは喋るんだろう?」 「インコを飼っているけれど、どうしたら話せるようになるのかな?」と疑問をお持ちの方。 飼っているインコが急に喋り始めたら、嬉しい気持ちはもちろんですが「なぜ話せるんだろう?」と、思いますよね。 そこで本記事では、インコはなぜ喋られるのか解説します。 そのほか、おしゃべり好きのインコにしたい飼い主さんに向けて、お喋りを覚えさせる3ステップも紹介しています。 ぜひ、チャレンジしてみてください。
インコはなぜ喋るの?
世界には約9,000種類の鳥がおり、そのうちインコ類の鳥は330種類といわれています。
たくさんの種類がいる鳥類ですが、喋るのが得意な鳥と言えば、インコを思い浮かべますよね。
では、なぜインコは喋るのでしょうか?
理由は以下の3つです。
● 人とインコの声帯は似ているから
● インコの知能は非常に高いから
● コミュニケーションを取りたいから
ひとつずつ紹介します。
人とインコの声帯は似ているから
人とインコの声帯は、ほかの動物に比べよく似ています。
インコが喋る仕組みは、肺の近くにある鳴管という器官が関係しています。
インコは、ほかの鳥類に比べ鳴管の近くの筋肉が発達しているため、高低差や人に似た声を発することができるのです。
また鳴管だけでなく、舌の筋肉も発達しています。
人は舌の筋肉を動かし言葉を発していますが、インコは鳴管と舌・喉をうまく使用し細かい言葉を喋られるのでしょう。
とはいえ、簡単に言葉がでるわけではありません。
声帯が似ているだけでなく、ほかの理由も関係しているので続きも見ていきましょう。
インコの知能は非常に高いから
インコは、ほかの鳥に比べても知能がとても高い動物といわれています。
インコの部類に含まれる「ヨウム」は、人でいう年長さん〜小学生ほどの知能を持っているといわれるほどです。
またインコは言葉を聞き取る脳の回路と、喋るときに使用する脳の回路が大脳を経由しています。
そのため、聞き取った言葉をそのまま同じ発音で喋られるのです。
大脳を経由している動物は、インコ以外には人くらいです。
一方、犬や猫などほかの動物は大脳を経由しません。
知能に関係する大脳が発達している人やインコは、言葉を覚えて反復できる力があります。
犬なども勿論知能は高いですが、インコの種類によっては犬以上に知能が高い動物といえます。
コミュニケーションをとりたいから
インコは信頼している飼い主さんと、コミュニケーションを取りたいから喋ります。
インコは人と同様、鳴いたり喋ったりしてコミュニケーションを取ります。
イメージしやすいのは、求愛などでしょう。
そのほか、ひな鳥も鳴き声で親鳥に餌を求めていますよね。
人も同様で、コミュニケーションは基本ボディランゲージよりも会話でしょう。
飼育されているインコは、飼い主さんと仲良くなりたい・楽しみたいと思い、飼い主さんが話す言葉を記憶して同じように声帯を使い話すのです。
とはいえ、会話の意味は理解していないことが、ほとんどです。
会話は理解していなくても、飼い主さんとつながりをもとうとするインコの気持ちを考えるととても幸せな気持ちになるでしょう。
【個体差あり】インコが喋るのは2〜4カ月頃から!
インコが言葉を覚えて喋られるようになるのは、2〜4カ月頃です。
また、メスに比べてオスの方が喋るのが得意といわれています。
オスは求愛のときにさえずるためか、鳴管が発達しているからです。
ただ、どのインコでも喋れるようになるわけではありません。
得意・不得意があります。
もし何度も言葉を教えても覚えられなかったとしても、個性だと思ってあげましょう。
おしゃべり好きのインコにする3ステップ
飼っているインコをおしゃべり好きにさせる方法は、全部で3つです。
1. インコとの信頼関係を築く
2. 短い言葉で伝える
3. 教える時間はたった5分
上記3つをステップごとに踏み、地道に言葉を伝えていくことで覚えていきます。
とはいえ前章で伝えた通り、インコにも得意・不得意があります。
覚えてくれたらラッキーくらいの気持ちで、取り組んでみましょう。
1ステップずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1:インコとの信頼関係を築く
ステップ1は、インコとの信頼関係を築くことです。
インコが喋る理由は、大好きな飼い主さんとコミュニケーションを取りたいからです。
そのため信頼関係が築けていない場合、インコにとって喋る理由がないといっても良いでしょう。
毎日のお世話はもちろん、一緒に遊んであげたりコミュニケーションをとったりして信頼関係を築きましょう。
仲間と思ってもらうことが、喋るインコへの第一歩です。
ステップ2:短い言葉で伝える
続いて、短い言葉をインコへ伝えましょう。
初めは、インコの名前を呼びかけたり「おはよう」や「おやすみ」などの短い挨拶を教えたりするのがおすすめです。
何度も同じ言葉を、伝えます。
1日2日で、覚えるものではありません。
ぜひ習慣化してください。
また、低い声よりも高い声のほうがインコにとって聞き取りやすいです。
普段よりも、やや高めの声で声をかけましょう。
ステップ3:教える時間はたった5分
教えるのは、1日たったの5分でOK。
それ以上何度も話しかけても、インコは途中で飽きてしまいます。
インコが飼い主さんに注目しているタイミングを見計らって、ぜひ5分毎日チャレンジしていきましょう。
インコにおすすめの置き型消臭剤3選
インコは、食べ物や生活環境によってもニオイが変わってきます。
そこで、インコを飼育している飼い主さんにおすすめの、置き型消臭剤を3つ紹介します。
消臭剤を置いてあれば、急な来客があっても慌てません。
ぜひ参考にしてください。
つぶつぶニオイノンノ
気になるニオイがある場所におくだけで、スッとニオイが消える「置くだけニオイノンノ」。
インコなどのペットだけでなく、赤ちゃんがいる家庭でも使用できます。
主成分はすべて植物由来成分で、松やツバキ・ひのきからできています。
無香料なので、インコにもストレスを与えないのがポイント。
どこにでも置けるので、場所にも困りません。
引用:株式会社フローラ
きえーる 室内用
乳酸菌などの環境微生物群を、発酵・培養して作られたペットに優しい置き型消臭剤です。
酵素が有害なニオイや有害菌に反応し、分解・消臭します。
この商品のよいところは、有害なニオイにのみ反応するところ。
もちろん、無香料なのでインコにも優しい商品です。
口コミでは「消臭パワーを実感した」と高評価が目立つ商品です。
引用:Amazon
Dr.DEO ペット周りの除菌
消臭だけでなく、ウイルスも除去してくれる置き型消臭剤です。
二酸化塩素が悪臭を酸化分解してくれるので、ニオイでごまかすことなくしっかり消臭してくれます。
45日間も持続してくれるだけでなく、見た目もシンプルでインテリアの邪魔になりません。
口コミでは「ニオイをしっかり消臭してくれる」と評価の高い商品です。
引用:Amazon
まとめ
インコは、人と似ている声帯の構造をしているため人と同じように喋られます。
とはいえ、どのインコでも喋るわけではなく、得意不得意がありオスの方が良くしゃべります。
喋るいちばんの理由は、信頼している飼い主さんとコミュニケーションを取りたいからです。
ぜひ信頼関係を築いて、インコとのお喋りを楽しんでくださいね。