
イグアナはなつく?なついた時のしぐさや信頼関係の築き方を徹底解説!
2025.09.02
イグアナは見た目のクールさとは裏腹に、「なつくペット」と言われることもあります。でも、犬や猫のようにしっぽを振っているイメージもつかないし、「本当になつくの?」と疑問に思いますよね。
実際のところ、爬虫類ならではの特徴や性格を理解することで、イグアナと信頼関係を築くことは十分可能!
この記事では、イグアナがなつくとはどういうことか、なついたときの行動や飼育のコツ、なつかないときの対応法まで、わかりやすくご紹介します。
イグアナは本当になつくの?|なついたイグアナの行動
イグアナは、飼い主との関係性によって行動が変わる知能と感情を持っています。しかし、「なつく」といっても犬や猫のように表情豊かに甘えてくるわけではなく、独特な“なつき方”をする生き物です。
イグアナはなつくけど個体差もある!
結論から言うと、イグアナはなつきます!
ただし、個体差が非常に大きく、環境や育て方によってなつきやすさには違いがあります。
他の動物と同じく、幼少期から人間に慣れさせると比較的なつきやすくなりますが、大人になってから飼い始めると、警戒心を解くまでに時間がかかることもあります。
しかしイグアナは記憶力が良く、継続的に接してくれる人を覚えることができるため、諦めずに信頼を積み重ねることが重要です。
犬や猫とは違う「なつき方」
イグアナの「なつく」は、一般的なペットと同じ反応ではありません。
例えば、犬のように駆け寄ってきたり、猫のようにスリスリしてくることはありませんがその代わりに、
• 飼い主の手や肩に乗る
• 撫でられても嫌がらない
• 飼い主の姿を目で追う
• 自分から近づいてくる
といった行動が見られるようになります。これがイグアナにとっての信頼と愛情表現です。
なついたイグアナの行動
なついたイグアナは、上記のような行動以外に、以下のような穏やかな態度を見せるようになります。
• 人前でリラックスして目を閉じる
• 体をぴたっと預けてくる
• ケージの前で飼い主が来るのを待つ
• 手から餌を食べる
これらは「敵ではない」と判断し、安心している証拠です。イグアナにとっての「なつく」とは、飼い主に対して安心し、ストレスなく一緒に過ごせる状態を意味します。
なつかせるための飼育ポイント
イグアナと信頼関係を築くには、日々の接し方や飼育環境がとても大切です。ここでは、なつかせるために意識したいポイントをご紹介します。
毎日の接触が大事
イグアナは、毎日継続して接することで人間を覚え、安心感を持つようになります。
最初は近づくだけで逃げたり威嚇してくるかもしれませんが、時間をかけて距離を縮めていくことが大切です。
1. ケージの掃除をする時に優しく話しかける
2. 毎日決まった時間に餌を与える
3. 無理に触らず、近くにいることに慣れさせる
これらを根気よく続けることで、徐々に「この人は安全だ」と認識してくれるようになります。
温度・光・餌の管理も関係する
イグアナが健康でストレスのない生活を送ることも、なつくための前提条件です。
爬虫類は飼育環境の変化に非常に敏感で、温度や湿度が合わないと体調を崩し、人間との信頼関係どころではなくなってしまいます。
• 温度:日中は30~35℃、夜間は25℃程度をキープ
• 紫外線ライト(UVB):ビタミンD合成とカルシウム吸収に必要
• 餌:野菜中心で栄養バランスに配慮する(小松菜・チンゲン菜・パパイヤなど)
環境が整っていれば、イグアナも安心して飼い主の接近を受け入れやすくなります。
イグアナの食事は、犬や猫のように市販の餌や健康サポート品が充実しているわけではないため
適切な知識が必要です。
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HB-101はペットの健康活力剤。犬や猫より表情を読み取りづらく健康維持が大切なイグアナには、是非使用していただきたい商品です。
なつかないイグアナへの対応法
「なついてほしいのに、全然慣れてくれない…」と感じることもあるでしょう。そんなときほど、焦らず、イグアナのペースを尊重することが重要です。
焦らない・無理強いは禁物
イグアナは非常に繊細な生き物。無理に触ろうとしたり、嫌がっているのに構い続けるのは逆効果です。
一度「怖い」と認識されてしまうと、その印象を払拭するのにかなりの時間がかかります。
まずは、ケージ越しでもいいので、視界に入る時間を増やすことから始めましょう。そしてイグアナが自分から近づいてきたときにだけ、やさしく触れるようにします。
人間側が信頼を得る努力をする
イグアナとの関係性は、飼い主の努力と配慮の積み重ねで育まれるものです。
急にベタ慣れになることを求めるのではなく、「今日は少しだけ近づけた」「今日は逃げなかった」といった小さな変化を喜ぶようにしましょう。
また、イグアナは人間の声や顔も覚えると言われています。毎日同じ声で話しかけたり、名前を呼ぶことで、親しみを感じるようになります。
まとめ
イグアナは、時間と愛情をかければしっかりと「なつく」生き物です。
ただし、犬や猫のような愛想の良さはなく、信頼関係を築くには繊細な観察力と根気が必要。
警戒心の強いイグアナとの距離が縮まっていく過程は、ゆっくりと着実に関係性を築いている特別な時間です。
人間側の優しさや気配り、継続的な関わりがイグアナに伝わることでしっかりと信頼関係が育っていきますよ。