犬にも食物アレルギー?! 愛犬の食事の注意点をご紹介
2019.01.23
犬の食事は自分で買ってきたドックフードや病院で紹介されたドックフードを与えている飼い主さんが多いと思います。ペットショップや病院で購入したから犬の食事は問題ないと安心していると、思わぬところでトラブルになってしまうことがあるんです。 今回は犬の食事の注意点や、犬が持っている食物アレルギーなどについて調査してみました。犬を飼っている人やこれから飼いたいと思っている人向けに、愛犬のための食事の知識について紹介します。
愛犬の食事の注意点!犬にあげてはいけないものは?
犬には人間と同じような食事をさせることができません。犬には与えてはいけない食物がたくさんあります。その食べ物について今一度確認していきましょう。
犬が食べてはいけない食物
・チョコレート
・タマネギ
・キシリトール
・ナッツ類
・アボカド
・ぶどう・レーズン
・アルコール類
どれも人間の身近な食物ばかりです。これ以外にも与えると中毒症状を起こしてしまう食物もあるので、ドックフードや犬用のおやつ以外に食物を与える場合は一度犬に与えても良いのかを調べてからあげるようにしましょう。
また犬が食べてはいけない食物を与えた場合は、最悪死に至るものばかりです。万が一与えてしまったり、目を離したすきに食べてしまったりした場合は「何を・いつ・どのくらい」食べたのかをしっかり把握して獣医師に伝えましょう。
飼い犬が食べてはいけない食べ物を食べた時や、中毒症状が起こってしまった時は、飼い主自身で対処しようとせずに、獣医師に相談し獣医師の対処に任せるようにしてください。
愛犬のアレルギー!どのような症状がでる?
犬を飼っている人の中には、犬にもアレルギーがあることを知らない人もいるのではないでしょうか?実は、犬にもアレルギーがあり、アレルギーで様々な症状が出てきます。
犬のアレルギーにはハウスダストや種子などのアレルギーもありますが、特定の食物に対しアレルギーを持っている人もいます。
犬が食物アレルギーがあると以下のような症状が出ます。
食物アレルギーの症状
・体のかゆみ
・フケ
・抜け毛
・下痢・嘔吐
・皮膚の赤み
・肉球や指の間を舐める
私の飼い犬も食物アレルギーを持っているのですが、食事の後に必ず体を痒がっていました。体をよく掻いていて、掻いていた部分がうっすらとハゲてしまいました。
もっと早く気付いてあげればよかったと後悔しています。
愛犬のちょっとした症状でアレルギーかどうかも気にしてあげるようにするのが得策です。
愛犬のアレルギーの調査方法!費用は?
アレルギーのような症状があった場合は、なんのアレルギーなのか調査してみましょう。
食事の後に痒がっていたなどの症状があった場合でも、ドックフードの中には色々な食物が含まれています。そのドックフードを食べた後にアレルギーの症状があったとしても入っている食物全てがアレルギーとは限りません。
犬のアレルギーの調査は専門機関に任せる方法と自分で行う方法に分かれます。
犬のアレルギーの調査・専門機関に任せる方法
専門機関では「毛」や「血液」でアレルギーを調査することができます。機関によって何でアレルギー検査をするのかは変わります。費用は大体2万円から5万円と言われています。
なぜこんなに価格差があるのかと言うとアレルギー検査をする項目数が変わるからです。沢山の項目を調査すればその分高くなる傾向にあります。
私も実際に行った時は5千円で行えるアレルギー検査と2万円するアレルギー検査があると言われましたが、項目数が5千円だと少なかった為、高い方の検査を依頼しました。
血液摂取から2週間で結果がきましたが、アレルギー項目が沢山あったおかげで、どのドックフードが良いのかも絞れる事が出来、検査して良かったと思っています。
犬のアレルギーの調査・自分で調査する方法
また自分で調査する場合は、同じメニューを12週間など長い間与え続けるという方法です。そのメニューを食べて症状が良くなったか悪化したかで判断していきます。専門機関で調査するよりは費用は抑えられるかもしれませんが、アレルギーがわかるまでに時間がかかるのと、調査することでアレルギーを悪化させてしまうかもしれませんので、その点を念頭に置いて実施しましょう。
愛犬のアレルギーが出たらどのように対応する?
愛犬のアレルギーがあった場合の対処方法はシンプルです。「アレルギーのあった食物を与えない」と言うことです。
動物病院によってはアレルギーが出ないドックフードを紹介してくれるかもしれないので参考にフードを選んでみましょう。
知人やホテルに犬を預ける場合は、アレルギーがあることをしっかりと伝えてアレルギー反応がないフードを渡していつでもアレルギーから犬を守るようにしましょう。
まとめ
犬はアレルギーで苦しんでいても言葉で人間に伝えることができません。飼い主が飼い犬を気にかけ、気になる症状がある場合は、専門機関などを利用してしっかり調査を行った上で食生活を変えてあげましょう。この記事が飼い主さんにとって参考になれば幸いです。