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猫をペットホテルに預けるときの注意点!

猫をペットホテルに預けるときの注意点!

2021.04.06

ペットブームのおかげか、近年ペットを預かってくれるサービスが増えているようです。しかし、ペットホテルの宿泊条件を満たさなければ、利用できないことがあります。また、ペットホテルに泊まることにストレスを感じる猫は多いでしょう。本記事では、ペットホテルに猫を預けるときの準備に加え、少しでも猫のストレスを減らすためにできることや注意点についてご紹介します。

猫をペットホテルに預ける前にすべきこと

猫をペットホテルに預ける前にすべきこと

環境の変化は猫にとって大きなストレスになるとはいえ、2泊以上家を空けなければいけないときには、ペットホテル等を利用する必要があります。ペットホテルごとに宿泊条件が設けられていますから、猫をペットホテルに預けることが決まったら、すぐに準備を始めましょう。下記に、ペットホテルに猫を預ける前にすべきことをご紹介します。

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ノミ・ダニ予防をしておく

ほとんどのペットホテルでは、ノミ・ダニ対策をしていないと猫を預かってもらえません。通常、2ヵ月以上ノミ・ダニ予防をしていない猫は、ペットホテルの利用を断られることが多いようです。

ペットホテルによっては、到着後、ノミ・ダニ予防を行っていない猫にノミ・ダニ駆除のスポット薬を投与する場合があります。室内に潜んでいるノミやダニは一年中活発ですから、普段からしっかりノミ・ダニ予防をしておくようにしましょう。

混合ワクチンの接種

猫をペットホテルに預ける際には、混合ワクチン接種証明書(1年以内のもの)の提出が求められます。猫のワクチン接種は、3種混合・4種混合・5種混合の3種類です。ペットホテルによって条件は異なりますが、成猫を預けるのであれば、3種混合ワクチンを接種しておく必要があります。

ワクチン接種日から3日しか経っていない場合には、宿泊を断られることもあるため余裕を持ってワクチン接種を受けておきましょう。もしもワクチン接種証明書の提出が不必要なペットホテルなら、感染症対策を怠っている証拠です。そのようなペットホテルに猫を預けてしまうと、感染症にかかったり、ノミやダニをうつされたりするかもしれないため、早急に別のペットホテルを探すことをおすすめします。

ケージに慣らしておく

ケージに入り慣れていない猫にとって、ケージタイプのペットホテルに泊まるのは大きなストレスになりかねません。そのため、猫をペットホテルに預ける前からケージに慣らしておくことが大切です。

とはいえ、猫を長時間ケージに閉じ込めてしまうと、ケージを嫌いになる可能性が高くなります。普段から人間が家にいるときには猫を自由にさせ、誰もいないときにはケージに入れるなどして、上手にケージに慣らすようにしましょう。

爪切りをしておく

キャリーバッグに入るのを嫌がったり、ケージに入るのを嫌がったりするときに、猫に爪を立てられるかもしれません。また、ペットホテルでは寝て過ごすことが多い猫でも、お世話中のスタッフをうっかり引っ掻いてしまう恐れがあります。

ペットホテルに猫を預ける前はなにかと忙しく、愛猫の爪を切ることなどすっかり忘れてしまう飼い主さんも少なくないようです。ですが、ペットホテルに宿泊中、ほかのペットに怪我をさせてしまった場合には、損害賠償をしなければならないことがあります。大切な愛猫がトラブルに巻き込まれてしまわないためにも、ペットホテルに猫を預ける前には爪切りを忘れないようにしましょう。

猫をペットホテルに預ける当日の注意点

猫をペットホテルに預ける当日の注意点

猫をペットホテルに預ける当日には、受付で身分証明書の提出が求められますから忘れずに持参しましょう。そのほか、どんな点に注意すべきかについてまとめてみました。

いつも食べているフードを持参する

ほとんどのペットホテルでは、食事が用意されています。しかし、ペットホテルが用意した食事を食べない猫もいるため、食べ慣れたフードを必要なだけ持って行くと安心です。フードを持ち込むことに否定的なペットホテルはまずないようですが、フードを持参するのであれば、事前に持ち込み可能かどうか尋ねておくと良いかもしれません。

家で使っているトイレの砂を持っていく

繊細な猫は、自宅以外のトイレを使いたがりません。猫はストレスを感じていると、なおさらトイレに行かなくなってしまう生き物です。ですが、猫が長時間排泄を我慢すると、細菌による尿路感染症や尿の中のミネラルが濃縮されて尿石症などの病気になるリスクが高くなります。

ペットホテルで用意されているトイレを警戒心なく使えるようにするためにも、家で使用しているトイレの砂を少しだけ持参すると良いでしょう。トイレの砂をペットホテルに持参する前には、ペットホテルに持ち込み可能かどうか確認しておくことをおすすめします。

猫のお気に入りアイテムを持っていく

どんなに快適なペットホテルだったとしても、猫にとってはお家が一番居心地の良い場所です。縄張り意識が強い猫は、自分のにおいがまったくしない場所では寛げません。そのため、ペットホテルに預けた愛猫が少しでも寛げるように、毛布やおもちゃなど、猫のお気に入りアイテムを持っていくと良いでしょう。

かかりつけの動物病院の連絡先を伝える

動物病院併設のペットホテル以外に猫を預けるときには、猫の体調が悪くなったときのことを考えて、かかりつけの動物病院の連絡先を伝えておくと良いかもしれません。一般的に、ペットの体調が急変した場合には、ペットホテルが懇意にしている獣医師による診察を受けることになります。しかし、愛猫が普段からお世話になっている動物病院なら、これまでの病歴記録が残されているので、より適切な治療を受けることができるでしょう。

普段の様子や猫の性格を伝える

飼い主さんであれば、愛猫のちょっとした異変にもすぐ気づくでしょう。ですが、ペットホテルのスタッフの場合、体調不良のサインを見過ごしてしまうことも。我慢強い猫は、具合が悪くてもじっと耐える子が多いようです。

その上、ペットホテルに預けられているなら、警戒心の強い猫は自分が弱っていることを必死で隠すでしょう。ですから、ペットホテルに猫を預ける際に普段の様子や性格を伝えておくなら、体調不良のサインをすぐに察知してもらえるはずです。

まとめ

ペットホテルとひと口にいっても、動物病院併設のペットホテルをはじめ、ペットショップやトリミングサロン、猫カフェ併設のペットホテルなどその種類はさまざまです。愛猫の性格や体調を十分考慮して、もっとも適切なペットホテルに預けましょう。大好きな飼い主さんや住み慣れた家から離れるのは、猫にとって大きなストレスです。ペットホテルに預けるときには、愛猫が少しでもストレスを感じないように配慮してあげたいですね。

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