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猫がボケた時の症状と対処法|家でできる猫のボケ予防も!

猫がボケた時の症状と対処法|家でできる猫のボケ予防も!

2025.01.28

「猫ってボケるの?どんな症状?」
このような疑問や不安に駆られたことはありませんか?

「猫がいきなり夜鳴きするようになった」
「猫が呼び掛けに反応しなくなってきた」
「猫の行動が最近なんだかおかしい」

そんな時に頭をよぎるのは「ボケ」や「認知症」という単語。
犬ほどは聞きませんが、実は猫もボケたり認知症になったりします。

今回は猫がボケた時の症状や対処法・お家でできる予防法を紹介します。

猫もボケるの?猫の認知症について

猫もボケるの?猫の認知症について

結論として、人間や犬と同じように猫もボケます。
猫にボケ症状が出るのは7〜8歳ごろが多いとされています。

猫が認知症になると、介護やケア・家の中の対策が必要です。
猫の認知症には、夜鳴きで気が付くケースが多いようですが、認知症は猫に限らず「早期発見」が大切です。

ボケの症状は、認知症によるものもあれば身体的な疾患から引き起こされている場合もあるからです。

猫のボケの症状になるべく早く気がつくには、普段から猫の行動や鳴き方を観察することが重要です。

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猫がボケる原因・症状が出る年齢

猫にボケの症状がでたり、認知症になったりする原因は主に加齢です。

また、猫にボケの症状、いわゆる認知機能の低下が見られるのは認知症以外にも

● 脳腫瘍
● 腎不全
● 甲状腺の疾患
● 感染症

などの可能性があります。

このような場合、若い猫にもボケが見られることもあるため、猫の行動に違和感を感じたら「まだ若いから大丈夫なはず」と見過ごさないように注意しましょう。

猫のボケ・認知症をあまり聞かない理由は?

犬の認知症は、SNSなどでもよく耳にしますが、それに比べると猫の認知症を聞く機会は少ない印象がありませんか?

猫の認知症は犬に比べて少ないという結果もありますが、実は「猫の認知症に飼い主が気付いていない」場合が多いからなんです!
これには理由があります。

猫は犬よりも自立心が強いため、普段から自由気ままに過ごしているように見えます。
そのため家の中の徘徊や、ドアに混乱している様子に飼い主が気が付きにくい傾向にあり、発見が遅れる場合も多いです。

また、猫は完全室内飼育が多く屋外からの刺激が少ないため、症状が顕著に現れないことも、猫のボケや認知症が目立たない理由だと考えられます。

猫がボケると出る症状

猫がボケると出る症状

猫がボケると出る症状は、主にこのようなものです。

● 夜鳴きするようになる
● トイレの失敗が増える
● 家の中で迷子になる
● 呼び掛けに応じないことがある
● 家具や壁にぶつかることがある
● 攻撃的になったり、過度に甘えたりする
● オモチャや他の対象への興味が薄れる
● 食欲がまばらになる

これらは、猫のボケの代表的な症状です。

「壁にぶつかる」「夜鳴きするようになる」という分かりやすい変化であれば、飼い主も異変に気がつきます。

しかし、「オモチャで遊ばなくなる」「食欲がまばらになる」といった症状の場合、飼い主が年齢や気まぐれによるものだと判断してしまうケースも。

猫の様子に変化があったら、他に上記のような症状が出ていないか観察して見ると良いでしょう。

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猫のボケ予防・ボケた時の対処法

猫のボケ予防・ボケた時の対処法

猫のボケや認知症を完治させる治療法は、残念ながら今はありません。

しかし、自宅で猫のボケを予防したり、症状の進行を緩やかにしたりすることはできます。

大切な愛猫と飼い主さんの両方が安心して暮らせるように、自宅でできる対策は取っておきましょう。

お家で猫のボケ予防

お家でできる猫のボケ予防を紹介します。

1. 適度な日光浴をさせる
2. 定期的に新しいオモチャを与える
3. 頻繁に声かけ・名前を呼ぶ
4. 餌にDHAやEPA、ビタミンやβカロテンを取り入れる

声かけや新しいオモチャで、脳や好奇心を刺激することがボケ予防に有効だと言われています。

食事面では青魚に含まれるDHAや、野菜に含まれるビタミン、ニンジンなどに豊富なβカロテンが良いと言われています。

しかし、その食材をそのままあげると猫に負担がかかる場合もあるためサプリメントなどを活用することをおすすめします。

猫のボケ症状が出たときの対処法

続いて、猫にボケの症状が見られたら行って欲しいことを紹介します。

1. 家具の配置を固定する
2. トイレの個数を増やす
3. 猫が入ったら危険な場所にガードを設置する
4. 誤飲の可能性があるものは撤去する
5. ブラッシングなどのコミュニケーションを増やす

ボケの症状が出た猫は、それまでだったら立ち入らなかった場所に入ったり、トイレに間に合わなかったり、家の中の道順を忘れてしまったりします。

そのようなことを無くすために、危険な場所には予めフェンスを設置し、猫がすぐトイレに行けるように、トイレを増やすと良いです。

また反応が鈍ってもコミュニケーションを取り続けることが大切です。
ボケの進行を緩やかにするために、飼い主とのスキンシップは絶対に減らさないようにしましょう。

まとめ

まとめ

猫がボケた時の症状や、対策、猫の認知症について紹介しました。
猫は気まぐれで自由奔放な性質から、日々の徘徊や戸惑っている様子に気が付きにくい場合があります。

しかし、ボケ症状の早期発見は猫の健康チェックや、症状の進行を緩やかにする為にとても重要なので毎日の観察は欠かせません。

家でできるボケ予防を日常から取り入れて、大切な愛猫との素敵な暮らしが続くように心がけましょう。

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