フェレットがくさい時の対処法5選！シャンプーの頻度もご紹介！
2024.12.03
あまり知られていませんが、フェレットは皮脂が多い動物です。イタチ科であるため獣臭も多少あり、比較的匂いが強いと言えます。中には、飼い始めたフェレットがくさいと思う人もいるようです。フェレットがくさい場合、家庭でもできる臭い対策について気になるという人もいるのではないでしょうか？
今回は、フェレットがくさい時の対処法について詳しくご紹介します。
フェレットはくさいって本当？
鳴き声も小さく集合住宅でも飼いやすいフェレットは、人にも慣れることからペットとして人気がある一方で、くさいという意見が少なくありません。実際ペットとしてお迎えしてから、部屋が臭くて辛いと感じる人もいるようです。
フェレットの臭いは、ペットショップの小動物コーナーの臭いを凝縮したような匂いとも言われるため、香りに敏感な人にとっては苦痛に感じるレベルであることもあります。
フェレットがくさい原因
ペットショップで売られているフェレットは、激臭の元である肛門腺があらかじめ除去されているため、そこまでの臭いはしないとされています。それにもかかわらずフェレットがくさいとされる理由は、フェレットの皮脂やトイレの匂いが原因だからです。
またフェレットは、ストレスが溜まると皮脂の分泌が増える傾向があるため、よりくさい匂いを発するようになることもあります。イタチ科の動物であるため、犬や猫は違う独特な獣臭がすることがあるようです。
フェレットの匂いはムスクのようと言われることもある
犬や猫、ハムスターとは違うフェレット独特な臭いは、ムスク（ジャコウ）のような甘さを含んでいるとされることもあります。英語圏では、フェレットの匂いはまるでムスクのようだと言われることもあり、好きな人にとっては大好きでたまらない匂いと思う人もいるようです。
一方で、長時間同じ空間にいるとくさい匂いが原因で吐き気を催すという人もいるため、かなり好みがはっきり分かれる匂いと言えるでしょう。
フェレットがくさい時の対処法5選
フェレットがくさいと感じる時は、シャンプーやケージの掃除といった何らかの対処をすることで臭いが軽減できる場合があります。一方で、くさいからと過剰にフェレットを洗うことで病気になる恐れがあるため注意が必要です。
ここでは、フェレットがくさい時にできる5つの対処法について、詳しく解説します。
1.ケージやトイレ、ハンモックをこまめに綺麗にする
フェレットの皮脂の匂いや獣臭は、フェレットが良く過ごす場所に染みつくことが多いです。ケージやケージの中がくさい場合は、週に2〜3回、普段過ごすケージやトイレ、フェレットが寝るハンモックもこまめに洗って清潔な状態にすることがおすすめです。
ケージは下に敷くペットシートの交換だけでなく、こまめに洗うことで染みついた匂いも洗い流すことができるでしょう。ハンモックは複数枚用意し、洗っている間はフェレットに別のハンモックで過ごしてもらうことで臭い匂いを軽減させることが期待できます。
2.定期的に耳掃除をしてあげる
小さく可愛いフェレットの耳は、掃除を怠ると皮脂が溜まりやすくなります。フェレットの耳掃除は、月に1〜2回の頻度で耳掃除をしてあげるようにしましょう。
耳掃除の仕方は、フェレットを包むことができるバスタオルと耳掃除用の薬液、ガーゼもしくはコットンボールを用意します。遊ばせてやや使えたフェレットを後ろから抱っこしたら、説明書通りに耳掃除用の液体をフェレットの耳に注いで、優しくガーゼタオルで拭き取ればOKです。
綿棒は、フェレットの耳を傷つける恐れがあるため、使用しないようにしましょう。また嫌がるフェレットを押さえつけて耳掃除をする、くさいからと掃除のやり過ぎなどは厳禁です。もしフェレットの耳に異常がみられる場合は、動物病院を受診することがおすすめです。
3.シャンプーはほどほどに
フェレットの臭いは、シャンプーである程度改善することができます。頻繁にフェレットを洗いすぎると肌を乾燥から守ろうとより多くの皮脂が分泌されやすくなるため、ほどほどの頻度で行うことが大切です。
フェレットのシャンプーの頻度は、月に1〜2回程度。必ずフェレット専用に配合されたシャンプーを使いましょう。水温は30〜35℃に設定し、フェレットが滑って転ばないようにマットなどを敷いてあげることがおすすめです。フェレットの肌は非常にデリケートであるため、優しく洗いましょう。どうしてもくさいと感じる時は、湿らせたタオルで身体を拭いたりすることもおすすめです。
4.脱臭機を使う
フェレットを飼っている場合、こまめに部屋の換気をしたいという人もいるでしょう。こまめな換気が難しい場合は、部屋に脱臭機を置くことがおすすめです。一般的に家電量販店で販売されているものを選んで問題ありません。フェレットのケージの近くに脱臭機を置くことでより高い効果が期待できる一方で、フェレットで手を伸ばせる距離に置かないように注意しましょう。
脱臭機は、完全にフェレットの匂いを消せるわけではありません。また、フェレットは大きな音に怯えやすくストレスになる恐れがあります。脱臭機を選ぶ時は、できるだけ可動音が小さいものを選ぶことがおすすめです。
5.質の良いフードにする
フェレットがくさい場合、質の良いフードに変えることで改善する可能性があります。フェレットは、肉食性であるため肉を好む小動物です。良質な動物性たんぱく質を摂ることで、体臭の改善や健康維持の手助けとなるでしょう。
フードは、食品添加物や質の悪い素材を使ったものではなく、チキンなどの質の良い肉を使っているものがおすすめです。消化に時間がかかる穀物は臭いの原因になる場合があるため、できればあまり使われていないものが良いでしょう。急にフードを全て変えると消化器官に負担がかかる恐れがあるため、少しずつフードを移行させていくことが大切です。
フェレットがくさい時におすすめ！安心安全な消臭剤ニオイノンノ
フェレットがくさいからといって、強い香りの芳香剤の使用はNGです。安心安全にフェレットの匂い対策をしたい場合は、100%植物由来の消臭剤ニオイノンノがおすすめです！ニオイノンノは、どんな動物にも使うことができる消臭剤です。
化学成分などは一切使用していないため、安心してフェレットに使うことができます。スプレータイプで使い勝手が良いのも魅力と言えるでしょう。ニオイノンノの詳細については、株式会社フローラの公式サイトをチェックしましょう！
| 無臭の純植物消臭剤ニオイノンノ | |
| 35㏄ | 1,000円 |
| 100㏄ | 2,400円 |
| 500㏄ | 10,500円 |
| 1L | 19,000円 |
| 5L | 90,000円 |
| 10L | 175,000円 |
| 20L | 340,000円 |
まとめ
フェレットは、皮脂や獣臭、排泄物などで思う以上にくさい場合があります。フェレット自身は可愛いけれどとにかくくさいと思う場合は、こまめなケージの掃除やシャンプー、脱臭機、安全な消臭剤を使うことを検討することがおすすめです。
一方で、皮膚病や歯周病などでくさい場合もあるため、スキンシップの時間にフェレットの健康状態のチェックをするようにしましょう。
