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猫の皮膚病に多い症状5選!皮膚病の原因と予防方法についてもご紹介

猫の皮膚病に多い症状5選!皮膚病の原因と予防方法についてもご紹介

2024.10.22

猫にとって、首を掻いたりグルーミングをしたりする行為は、日常の一部です。一方で、しつこく体を掻いていたり肌を噛んで引っ張ったりしていたりする場合は、皮膚病で肌トラブルを抱えているサインかもしれません。
猫が皮膚病になった場合、かさぶたや肌が赤く炎症を起こしていたり、ジクジクと膿が出ていたりといった症状が見られます。健康的な皮膚とは違う状態の場合、早急な治療が必要になります。
今回は、猫の皮膚病に多い代表的な5つの症状について詳しくご紹介します。

猫が皮膚病に罹った時に多く見られる症状5選

猫が皮膚病に罹った時に多く見られる症状5選

懐いている愛猫が体や頭を手にスリスリさせたりブラッシングをしたりなど、飼い主さんは定期的に猫の体を触る機会があります。かさぶたやベタつきといった猫の皮膚の異常は、飼い主さんも気付きやすい問題と言えるのです。
皮膚病による猫の肌の異常は、一部分の場合もあれば広範囲に異常が広がっている場合もあります。撫でながら肌の様子をこまめにチェックすることが大切です。ここでは、猫の皮膚病に多い5つの症状について解説します。

1.頻繁にかゆがる

1.頻繁にかゆがる

猫は、定期的に体を後ろ脚で掻く動物です。換毛期になると体を掻く頻度が高くなる傾向はあるものの、首や耳をしきりに掻き続ける場合は、皮膚病による強い痒みや発疹が原因かもしれません。また、皮膚病になった場合、体を掻くだけでなく執拗にグルーミングをすることもあります。
放置していると、掻き過ぎが原因で次第に毛が抜けたり出血したりする恐れがあります。湿疹の場合、執拗に掻き続けることで潰れた膿が体に広がり、気が付いた時には体の広範囲に広がってしまうこともあるため、注意が必要です。

2.毛が抜ける

2.毛が抜ける

もともと猫は、春と冬に換毛期を迎えると、気温の変化に対応するために毛が大量に抜ける動物です。飼い主さんに甘えた時に、頭をスリスリとしすぎることで、耳周りの毛が薄くなることもあるでしょう。
しかし、換毛期でもない時期に毛が抜けたりハゲができるほど毛が抜けたりすることは、明らかに異常と言えます。皮膚病といった肌トラブルが起こっている可能性が高いため、放置するとどんどん広がる恐れもあります。

3.かさぶたや湿疹ができている

3.かさぶたや湿疹ができている

猫を撫でている時に、指先や手にポツポツと硬いものが触れる感覚がある場合は、体にかさぶたや赤い湿疹ができているのかもしれません。皮膚病気の多くは、体の免疫機能に異常が生じやすいため、猫が体の痒みを感じやすくなります。痒さを解消するために掻き過ぎてしまい、出血し次々とかさぶたができる状況に陥りやすくなるのです。
皮膚病の場合、赤い湿疹ができたり膿んだりする場合もあります。アトピー性皮膚炎や天疱瘡、ニキビダニ症などによる湿疹の場合は、猫が掻きやすい首や腹、股関節、頭、耳周りなどにできる場合が多いようです。

4.フケが出ている

4.フケが出ている

猫の肌から異常な量のフケが出ている場合も、皮膚病による皮膚トラブルの一つです。猫も人間同様、古い組織が剥がれてフケが出ます。黒い被毛を持つ猫なら多少は目立ちますが、フケが出ているからと言って過剰に心配する必要はありません。
一方で、猫の背中や腰にかけて大量のフケが出ている場合や皮膚が赤くなって炎症を起こしていたりする場合は、ツメダニといった寄生虫やノミ、シラミ、真菌に感染している可能性があります。皮膚病の原因によっては、猫のフードの栄養バランスや生活環境を改善する必要があるでしょう。

5.被毛がベタつく

5.被毛がベタつく

被毛に覆われている猫の肌には、皮脂腺という皮脂を分泌する腺があります。アレルギーや細菌感染などで皮膚病を発症すると、皮脂が過剰に分泌され、被毛がベタついたり独特の不快な匂いがしたりすることがあります
被毛が皮脂や膿でベタつくと、見た目もかなり不健康な状態になります。皮膚に痒みがある場合、グルーミングや掻いたりすることで、ベタつきがさらに広がる恐れがあります。

猫が皮膚病にかかる原因は寄生虫やストレス

猫が皮膚病にかかる原因は寄生虫やストレス

猫の皮膚病の原因は、主に6種類あります。

● ホコリや花粉、特定の食べ物によるアレルギー症状
● ダニやノミといった寄生虫
● 真菌(カビ)などの細菌感染
● 免疫異常
● 栄養不足
● ストレス

猫の皮膚病の原因は複数あり、栄養不足やストレスなどでも皮膚トラブルが起きることがあります。原因によって効果的な治療方法も異なるため、自己判断は危険と言えます。皮膚病と思われる症状に気が付いた時は、必ずかかりつけの動物病院で診てもらい、必要に応じて抗生物質や薬用シャンプーを処方してもらいましょう。

猫の皮膚病の予防方法

猫の皮膚病の予防方法

猫の皮膚病は、対策をすることである程度予防することができます。ノミやダニが寄せつかないように、ノミ・ダニを対象にした駆除剤や真菌による感染症を防ぐ予防接種を受けたり、定期的に獣医さんに体のチェックをしてもらったりすることが大切です。
また、普段から栄養バランスが整ったフードを与えたり、寝床となるベッドやトイレは定期的に洗濯や消毒をしたりして、清潔に保つようにしましょう。新しい猫をお迎えする時や引越しの時は、環境変化などでストレスを与えないように、様子に注意を払います。必要に応じて、猫用のシャンプーをして肌のケアすることも大切です。

ニャンケンポンをフードに混ぜて皮膚病になりにくい身体作りをしよう!

ニャンケンポンペット用健康食品
ニャンケンポンペット用健康食品

細菌感染や真菌が原因による皮膚病は、抵抗力が弱っている時に罹りやすくなります。普段から栄養バランスが整ったフードを食べることも、皮膚病対策に有効と言えます。
そこでおすすめなのが、「ペットの健康を考えるニャンケンポン」です。
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まとめ

まとめ

猫の皮膚病は、ノミや真菌、アレルギーや外傷など、ありふれたことが原因で発症することがあります。撫でる時やブラッシングをする時に、猫の皮膚や被毛に異常がないかどうか、チェックする習慣をつけてくことが大切です
乾燥しやすい冬場には加湿をしたり、猫の皮膚を傷つけるようなインテリア雑貨は与えないようにしたりすることも大切です。皮膚病は猫にとっても辛いため、猫が健やかな日々を送るためにも飼い主さんが普段から気を配ってあげましょう。

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