初心者必見!懐きやすいペットランキング!
2021.03.30
初めてペットを飼うなら、人によくなつくペットがおすすめです。なつきやすいペットはコミュニケーションが取れるので、飼いやすいといわれています。どんなペットにしろ、なつくと可愛いものですが、一体どんな種類のペットがなつきやすいのでしょうか?本記事では、人になつきやすいペットをご紹介します。
なつきやすいペットの3つの特徴
ペットの中にも、なつきやすいペットとなつきにくいペットがいます。また、比較的なつきやすいといわれるペットでも、性格や個性の違いから、すぐになつく子とそうでない子がいるようです。動物を飼うのが初めての人なら、なつくペットのほうが愛着が湧きやすいでしょう。下記に、ペットを選ぶときに参考にできるよう、なつくペットの特徴についてご紹介します。
社会性のある動物
ペットの中でも、群れを作って生活する動物はなつきやすいようです。また、単独で行動する動物であったとしても、社会性のある動物はよくなつくといわれています。社会性を持つ動物は知能が高く、コミュニケーションを取ったり、信頼関係を築いたりすることが可能です。
オスは比較的なつきやすい場合も
なつくペットをお探しなら、性別による性格の違いを調べてみてはいかがでしょうか。動物によっては、オスのほうが甘えん坊でなつきやすい種類も。一般的に、子どもを育てて守らなければならないメスのほうが、オスよりも警戒心や独立心が強いといわれています。中には、去勢・避妊手術をすると、甘えん坊になってなつくペットもいるようです。
親が人になついている
イギリスのオンラインジャーナル「Scientific Reports」に掲載された、国立遺伝学研究所とロンドン大学のマウスのゲノム領域に関する共同研究の結果によると、人間に近づく動物の性質は遺伝することが判明しました。そのため、なつくペットと一緒に暮らしたいなら、飼い主さんによくなついているペットの子どもを選んで飼うと良いでしょう。
なつくペットと暮らしたい!なつきやすいペット5選
なつくペットは、お世話のし甲斐もあるでしょう。ここでは、一般的になつきやすく、初心者にも飼いやすいと評判のペットをご紹介します。
人によくなつくペット5位:セキセイインコ
色鮮やかなセキセイインコは、よく人になつく小型のインコとして知られています。丈夫で飼いやすいので、ペットとして人気が高い小型のインコです。オーストラリア原産のセキセイインコは非常に種類が多く、約5,000種もいるのだそう。
野性のセキセイインコは小さな群れを形成して暮らす高い社会性を持つ鳥で、ペットとして飼われると飼い主さんによくなつくといいます。個体差もありますが、一般的に好奇心旺盛かつフレンドリーな性格なので、たっぷり愛情を注いで育てると飼い主さんにべったり甘えたり、おしゃべりしたりするようになります。
人によくなつくペット4位:オキナインコ
よくなつくペットを飼いたいなら、オキナインコはいかがでしょうか。南米原産のオキナインコは、美しい羽色を持った中型インコです。野性のオキナインコは集団で巣を作って暮らしており、社会性の高い鳥として知られています。
オキナインコは温和な性格で人によくなつくため、ペットとして人気です。なついたオキナインコは飼い主さんとコミュニケーションを取ることを好み、芸を覚えたり、おしゃべりをしたりします。なつくと、飼い主さんの姿を探して大声で鳴くこともしばしば。ただし、縄張り意識が強い個体は威嚇することがあるため、噛んだら息を吹きかけて驚かすなどして、噛み癖を直す訓練をしましょう。
ペットに迎えるなら、多頭飼いよりも単頭飼いのほうがなつく確率は高くなります。また、知能の高いオキナインコは、自分のほうが飼い主さんよりも立場が上だと認識してしまうこともあるのだとか。ペットのオキナインコを早くなつかせるためには、飼い主さんのことを「主」と認めさせることが肝心です。ペットを入れたケージを人間の目線よりも下に置くようにすれば、主従関係を認めてなつくようになるでしょう。
人によくなつくペット3位:フェレット
小動物の中でも、人によくなつくペットとして人気のフェレット。しかし、ペットとして一緒に暮らし始めて、すぐになつく訳ではありません。フェレットがなつくスピードは、個体の性格と飼い主さんの適切なお世話にかかっているといえるでしょう。フェレットは野性のイタチを改良してペット化した生き物ですが、警戒心が強いためなつくまで根気が必要です。
スキンシップを取れば早くなつくだろうと、飼い始めにベタベタ触り過ぎると、嫌がられてしまうことがあるので注意しましょう。フェレットは視力があまり良くなく、急に触ると驚かせてしまうことに。そのため、名前を読んでから触る、おやつを与えるときに触るなどしたほうが、早くなつくかもしれません。一旦なつくと、一緒に遊んでスキンシップを思いっきり楽しむことが可能になりますから、根気よく信頼関係を築くことをおすすめします。
人によくなつくペット2位:猫
マイペースで自由気ままに見える猫ですが、人によくなつくペットです。猫は群れを作らず、単独行動を好みますが、社会性を持つ生き物なので、ペットとして人間に飼われるようになれば遅かれ早かれなつくようになります。
アメリカ・オレゴン州立大学の動物行動科学者クリスティン・ビタールの研究によると、遺伝子や性格、経験によって差があるとはいえ、多くの猫は飼い主さんと長期的で安定した絆を結べることが明らかになりました。興味深いことに、飼い主がどれだけ自分に注意を払ってくれるかで、猫は態度や振る舞い方をコントロールしているのだといいます。そのため、猫がなつくようになるには、飼い主さんのお世話の仕方や接し方が重要です。
猫をペットとして飼うなら、飼い主さんのしたいように接するのは控えるべきです。猫が構って欲しそうにしているときは遊び、放って置いて欲しそうなときには触らないなど、できる限りペットのペースに合わせるようにしましょう。適度な距離を保ってペットの猫に接すれば、心を開いてなつくようになります。なつくと、飼い主さんを「母親」のように慕うようになり、甘えくれるでしょう。
人によくなつくペット1位:犬
よくなつくペットの犬は、人間の最良の友です。ペットとコミュニケーションを取れば取るほど、しっかりと信頼関係を築くことができ、よくなつくでしょう。ひと口に犬といっても、犬種や個体によって性格が異なります。
トイプードルやヨークシャーテリア、ゴールデンレトリバーなど、甘えん坊な性格やフレンドリーな性格の犬種は早くなつくでしょう。逆に、攻撃的だったり、神経質だったりする犬は、なつくのが遅い場合も。なつくのが遅い犬の場合には、しつけに一貫性を持たせる、常に落ち着いた態度で犬に接するなど、飼い主さん側がペットへの接し方を考慮する必要があります。
まとめ
ペットがなつくようになるには、飼い主さんの愛情と根気、適切なお世話が欠かせません。よくなついたペットは、飼い主さんにとって「宝物」のような存在になるでしょう。もちろん、なかなかなついてくれないこともあるかもしれませんが、それもペットの個性だと捉えて、気長にお世話をするようにしましょう。