歯磨き、ちゃんと出来てる?失敗しない犬の歯磨き方法
2019.01.05
犬のお世話をとても真剣に行っている人でも盲点なのが犬の「歯磨き」。 犬の歯磨きを怠ってしまうと、将来的に後悔してしまうことがあります。 また犬の歯磨きを行うことで良い効果もあるので、この記事では犬の歯磨きの方法について紹介していきます。 犬の歯磨きで悩んでいる飼い主さんは必見です。
犬の歯磨きは必要?歯磨きしないと起こる症状
犬の歯磨きをしていないと、以下のような症状が起きる可能性があります。
歯磨きしないと起こる症状
・歯周病
・口臭
特に歯周病は犬の8割がなりやすいと言われています。歯周病は歯だけに影響が出るのではなく、体全体に症状が広まり、内臓疾患に繋がることがあります。
私は前飼っていた犬が歯周病になってしまいました。高齢だったので、年齢的な部分もあったと思いますが、子犬の頃から歯磨きを拒否するので諦めて歯磨きをしていませんでした。歯周病になってからは歯が落ちて、最終的に内臓疾患に繋がってしまったので家族全員の知識不足でもっと対処方法があったのではないかと獣医に話したところ、歯磨きが大切だったと聞かされました。
歯磨きは犬の口臭予防にもなるので、こまめに犬の歯磨きをしてあげることで清潔な歯を保ちましょう。
犬の歯磨きの仕方:飼い主が行う場合
犬の歯磨きを飼い主自身が行う場合は3つの方法があります。ここでは歯磨きに使用する道具と、使い方について紹介していきます。
歯磨きをするときの道具①:歯ブラシを使用する
犬用の歯磨きを使用して犬の歯磨きを行います。
成犬になってから行うと、嫌がることもあるので子犬の頃から慣れさせるのがオススメです。成犬になってからでも根気よく慣れさせていけば問題なく歯磨きができるようになる犬もいます。
犬の口の大きさに合わせたハブラシのサイズを選ぶことも大切です。
ハブラシは犬を保定し口を開けさせてブラシングしていきます。歯磨き粉が必要だと思う人もいるかもしれませんが、必要ありません。また、人間用の歯磨き粉は犬にとって毒になるので与えてはいけません。
歯磨きをするときの道具②:歯磨きシートを使用する
歯磨きをしようとしてもハブラシが嫌いな犬の場合でも、飼い主が犬の口を触ること自体に対し怒らない犬の場合は、歯磨きシートであれば歯磨きができる場合があります。
歯磨きシートの使い方は簡単で、歯磨きシートを指に巻き、犬の歯をこすってあげるだけです。はじめのうちは、犬が飼い主に何をされるのか分からず、緊張してしまうこともあるので、声をかけて安心させてあげるのも大切です。
歯磨きをするときの道具③:歯磨きジェルを使用する
歯磨きを全く拒否する犬の場合は、歯磨きジェルを使用するのもオススメです。犬の歯の奥の両側に歯磨きジェルを数的垂らしてあげるだけで歯磨き完了です。
手を入れても少しは我慢してくれるようであれば歯にジェルをなじませてあげると良いでしょう。
犬の歯磨きの仕方:歯磨き効果のあるおもちゃで行う場合
犬が喜んで歯磨きしてもらえるものは、「おもちゃ」です。おもちゃといっても、どのおもちゃでも良いわけではありません。おもちゃの中でも犬が誤って食べてしまっても大丈夫な素材で歯磨き効果があるものを選びます。
食用が可能な木製のおもちゃやラバーやナイロンでできた素材のおもちゃは、犬が食べても問題がありません。また天然素材のコットンやヘチマ素材も食べても大丈夫な素材です。
これらの素材でできているものは歯磨き効果もあるので、犬が気にいるようであれば与えてあげましょう。
私の犬はラバー製の骨の形をしたおもちゃを利用しています。忙しくて構ってあげられない時はストレス発散でそのおもちゃを噛んで遊んでいるので、ストレス発散効果と歯磨き効果がありとても愛用しています。
犬の歯磨きの仕方:歯磨き効果のあるおやつで行う場合
歯磨き効果のあるおやつをあげることで、歯磨きを犬にしてもらうこともできます。
犬の歯磨きのおやつにはガムがオススメです。繊維が細かく入っているガムには歯磨き効果があります。
犬の性格によってはガムを飲み込もうとしてしまう犬もいるので、歯磨きガムを与えた時は視界に入るように見ていましょう。ガムの種類によっては犬のアレルギーの対策をしているものもあるので、ペットショップにいった時に見比べて見てください。
まとめ
いかがでしたか?犬のデンタルケアは、飼い主が行う方法もありますが、犬の性格によってはどうしても飼い主では行えない場合もあります。病院で頼むこともできる場合もありますが、できれば日頃からケアしたいものです。
「おもちゃ」や「おやつ」でもデンタルケアができるようになってきましたので、是非利用して見てください。