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絶対にやるべき!滑るフローリングから愛犬を守る方法

絶対にやるべき!滑るフローリングから愛犬を守る方法

2023.10.10

近年多くの住宅で使用されているフローリング。ツルツルしたフローリングは犬の関節に負担をかけてしまうことから、病気を助長する可能性があります。しかし工夫次第で滑るフローリングから愛犬を守る方法があることをご存じでしょうか?
今回はフローリングが犬にとって危ない理由とその対策方法についてお伝えしたいと思います。

フローリングが犬にとって危ない理由

フローリングが犬にとって危ない理由
ツルツルしたフローリングは滑りやすく、犬にとっては関節に負担をかけてしまうといわれています。実際に滑るフローリングにより引き起こされる可能性がある病気には、次のようなものがあります。

フローリングが原因で起こりうる病気

フローリングが原因で起こりうる病気

股関節形成不全

股関節形成不全とは、股関節の異常で脱臼が起こりやすくなる病気です。70%は遺伝性で大型犬に多く発生することも特徴のひとつ。生後1歳ごろまでに発症することが多く、後ろ足の様子がおかしい、腰を振って歩く、横座りをするなどがみられます。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にある椎間板という軟骨が飛び出し、神経を圧迫して痛みを出す病気です。症状が出ると背筋にそって激しい痛みを伴います。悪化すると後ろ足が麻痺してしまい、下半身不随になることも。治療法としては、後ろ足に麻痺が出る前の状態で痛覚がある場合は、痛みを和らげる治療が基本となります。後ろ足に麻痺が出ている場合は、痛覚があるうちに外科手術で損傷した部位を取り除く必要があります。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、膝関節の上にあるお皿(膝蓋骨)が外れてしまう病気です。程度が軽い場合は痛みも少なく、犬が自分ではめて治すこともあります。一方で重度になると靭帯が断裂してしまうことも。治療法としてはずれたお皿を治すことが基本です。程度によっては外科手術が必要な場合もあります。時間が経過するにつれて足は変形してしまうので、早めに治療したほうが良いことは言うまでもありません。

関節炎

関節炎とは、骨と骨の間でクッションの役目を果たす軟骨が損傷して、炎症起こす病気>です。重度になると動くたびに痛むが出るようになります。治療としては炎症を鎮めるのが重要ですが、すり減った軟骨は戻らないので完全治療は難しい病気でもあります。

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滑るフローリングに対する対策

滑るフローリングに対する対策
滑るフローリングの危険性についてお伝えしました。とはいえ、家中の空間すべてを変更するのは難しいかもしれません。愛犬が普段から滞在するスペースだけでも、床が滑らないようにしてあげる工夫をすることで、滑るフローリングが原因で起こりうる病気から愛犬を守ることができます。
滑るフローリングから愛犬を守る対策方法としては、以下のようなものがあります。

クッションフロアに変更する

クッションフロアとは、ビニール系シートの間に発砲塩化ビニールを挟んで作った、クッション性のある床材のことです。柔らかい踏み心地のクッションフロアを利用することで、フローリングの硬さを和らげることができます。クッションフロアを選ぶ際は、表面が滑りにくいものを選ぶようにしましょう。汚れた場合でも簡単に掃除ができるタイプや消臭効果があるタイプもあるので、使いやすいものを選びましょう。

カーペットを敷く

フローリングの上からカーペットを敷いて滑りにくくするのもおすすめです。カーペットを選ぶ際は場は滑りにくいもの、引っかかりにくいものを選ぶようにしましょう。パイルカーペットは爪が引っかかるので犬には不向きです

滑り止めワックスを使う

フローリングのワックスは、床材を保護するために用いられます。ワックスの種類によっては滑り止めの効果も兼ねており、滑り止めワックスを用いることで、愛犬がフローリングの上を滑らないようにすることが可能です。滑りにくいワックスとしてはウレタン樹脂配合ものをおすすめします。商品によっては耐水性・耐尿性があるタイプもあるため、用途に応じて選ぶようにしましょう。

フロアコーティングする

フロアコーティングとは、滑り止めワックスと同様に床材を保護する目的で用いられますが、耐久年数やメンテナンス方法に違いがあります。滑り止めワックスの耐久年数は半年から1年程度であるのに対し、フロアコーティングは最低5年から最長35年と耐久年数が長いことが知られています。

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まとめ

まとめ
滑るフローリングの危険性についてお伝えしました。家全体を変更するのは難しいかもしれませんが、愛犬が日頃から生活するスペースだけでも対策してあげることで、愛犬を病気から守ることができます。
愛犬を守ることができるのは飼い主だけです。愛犬と暮らしやすい住まいづくりを心がけていきましょう。

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