犬の涙やけ、なんとかしてあげたい!涙やけの原因やケア方法
2019.01.27
犬の涙やけについて悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか? ここでは、犬の涙やけの対策方法や、犬の涙やけが起こってしまう原因について紹介していきます。 涙やけに悩んでいる飼い主の方や、涙やけの対策を知りたい方は必見です。
犬の涙やけが起こる原因とは?
犬の涙やけという言葉は定着していますが、実は正式名称ではありません。正式名称は「流涙症」です。しかし、涙やけと言う言葉が日本では定着したため「涙やけ」と言う言葉で広く使われています。
涙やけが起こる原因は様々ですが、多くの犬が涙やけを起こす主な原因を紹介していきます。
涙やけが起こる原因①:涙が多く作られすぎてしまう
犬が涙を排出できる最大量よりも涙を多く作ってしまっているときに、涙やけが起こりやすいです。多くはまだ体が未発達ということが多くあげられます。
涙やけが起こる原因②:鼻涙管が詰まっている
与えている食べ物の成分によって、涙の粘り気が強くなり、鼻涙管がつまり涙やけになってしまうことがあります。また。鼻涙管がもともと細い場合も詰まってしまい涙やけの原因になることがあります。
涙やけが起こる原因③:目の周りの筋肉が未発達
涙やけは目の周りの筋肉が未発達の場合でも起こることがあります。目の周りの筋肉がまだ発達していないと、涙点や鼻涙管の発達状況や詰まり具合に関わらず、涙の排出がうまく行われずに涙やけが起こることがあります。
涙やけになりやすい犬種はある?
涙やけになりやすい犬種もあります。涙やけになりやすい犬種はトイプードル・マルチーズ・パピヨン・チワワ・シーズー・ブルドッグ・フレンチブルドッグ・パグなどがあげられます。
涙やけになりやすい犬種の特徴
・涙点の位置が、鼻涙管に涙が流れにくくなっている構造の犬種
・目頭にも毛があり、目に毛が当たりやすい犬種
・目が突出しているため、異物や目元の毛が入りやすい犬種
このような犬種は涙やけになりやすいと言われていますが、上記の特徴に当てはまらない犬種でも老廃物の溜まっている状況によっては涙やけを起こすことがあります。そのため、飼い主はどのような犬種を飼っている場合でも気をつけてあげましょう。
犬の涙やけに対する薬やサプリメントは?
犬の涙やけが起きた時は、「点眼薬」や「服用薬」治療していきます。最近ではサプリメントで対策する人もいるようです。
サプリメントは「酵素入り」のものが注目されています。酵素が入っていることで、鼻涙管を詰まらす添加物の分解をしてくれます。サプリメントの種類は様々ですが、涙やけ用に作られたものや、酵素が配合されているもの、眼に良い成分が入っているものを選ぶのが良いでしょう。
犬が涙やけにならないようにケアする為には?
犬が涙やけにならないようにケアをするためには、普段からのお手入れも重要です。
私も以前飼っていた犬の涙やけがひどく、お手入れをしても全然落ちないくらい定着してしまっていたので、もっと前からしっかりお手入れをしてあげればよかったと思っていました。現在飼っている犬は普段のブラッシングのついでや、おやつをあげる前のしつけの1つとして普段から気をつけるようにしています。
涙やけの対策ができるケア用品はとても簡単なものが揃っているので、参考にして見てください。
涙やけ対策のグッズ①:涙やけローションシート
涙やけ対策ができるウェットティッシュのようなものがあります。これを使用して目の周りを拭き取ります。
私の犬は寝た後に涙がとても出ているので、犬が起きた時は必ず拭き取りを行うようにしています。何かのついででも良いと思いますが、特に気になった時に利用してみるのも良いでしょう。
涙やけ対策のグッズ②:涙やけローション
涙やけ対策ができる液体で、コットンなどにローションを垂らして犬の目の周りを拭き取ります。ローションシートと比べると手軽さは低くなりますが、コットンは洗って繰り返し使えるのでコストパフォーマンスはこちらの方が良いでしょう。
涙やけ対策のグッズ③:ホウ酸水
一番コストを低くするのであれば、自分でホウ酸水を作ってその液体で目の周りを拭いてあげます。ホウ酸はドラッグストアなどにも売っているのでそちらを使用します。
ホウ酸水は水道水では作れません。ホウ酸とは別に精製水が必要になります。
【作り方】
①精製水150mlを生ぬるいくらいに温めます。電子レンジでも大丈夫です。
②煮沸消毒したボトルに、ホウ酸を3gずつ入れます。
これでホウ酸水が出来上がります。余ったホウ酸水は冷蔵庫で冷やして2週間以内に使い切るようにしましょう。
まとめ
犬の涙やけは、涙やけが起こりやすい犬種などもいますが、普段から涙やけ対策のお手入れもしてあげるようにしましょう。
涙やけの対策も目の周りの拭き取りといった簡単なものから、サプリメントなどもあるので、飼い犬にあった対策をしていきましょう。