ハムスターは脱走の名人!脱走する理由と防ぐ方法とは
2023.11.21
愛らしい姿で人気の高いハムスターですが、実は脱走することが珍しくない動物でもあります。脱走の名人と言えるほど、いつの間にかケージから消えていることもあるハムスターですが、なぜ脱走をしたがるのでしょうか?脱走に悩む飼い主さんの中には、予防法を知りたいという方も多いと思います。 今回はハムスターが脱走する理由と手軽にできる予防法をご紹介いたします。
ハムスターは脱走するって本当?
小さく愛らしい姿と飼いやすさから、ペットの中でも不動の人気を誇るハムスター。実は、脱走の名人でもあるのです。小柄なジャンガリアンハムスターはもちろん、比較的体の大きいゴールデンハムスターもケージを脱走します。
ハムスターを飼育している飼い主さんの間では比較的よくあることであり、いつの間にかケージからいなくなっていたり、リビングでくつろいでいる時にハムスターが横切って行ったりするということも少なくありません。
なぜハムスターは脱走をするの?
ハムスターは体の小ささの割に足が速く、また自身の体を簡単に持ち上げるほど力が強い動物です。
そもそもなぜハムスターは、脱走をしてしまうのでしょうか?
理由を解説いたします。
縄張りのパトロール
脱走をしてしまう理由の一つとして、縄張りのパトロールがあります。本来ハムスターは、非常に縄張り意識が強い動物です。野生で生きている個体は地下に掘った穴の中で生活をしており、定期的に巣穴周りをパトロールします。
ペットとして飼育されているハムスターも、本能の名残りで自身の縄張りである家の中をパトロールしているのです。ただ、いくらパトロールのためとはいえ、飼い主さんにとっては脱走に他なりません。
好奇心が強い性格
天敵が多いハムスターの多くは、非常に警戒心が強く慎重な性格をしています。しかし全てのハムスターが臆病というわけではありません。
ハムスターの中には、とにかく好奇心旺盛でケージの外の世界に興味津々な個体もいます。脱走は、ハムスターの性格も大きいと言えるのです。脱走癖のある子は、少しでも隙があるとすぐにケージから出てしまいます。
不満やストレスがある
人間同様、ハムスターも住み心地が悪い環境やストレスが溜まっている状態だとケージから脱走しやすくなります。ハムスターは小さくストレスも受けやすいため、なるべくハムスターに合った静かで落ち着く場所にケージを置くことが大切になります。あまりにも脱走する場合は、一度ケージの場所を見直してみても良いでしょう。
脱走したハムスターの見つけ方
ケージの中にハムスターがいないと、飼い主さんも驚いてしまうでしょう。
外に出ないように窓や扉を閉めた後は、できるだけ早くハムスターを見つけケージに戻さなくてはなりません。
ではハムスターの見つけ方には、どんな方法があるのでしょうか?
ケージの側にエサやおやつを置く
ハムスターもお腹が減れば、ケージの近くに戻ってくることがあります。
脱走してしまった時は、ケージの近くにエサやハムスターが好きなおやつを置いて様子を見てみましょう。ハムスターは嗅覚が優れているため、匂いにつられて出てきてくれるかもしれません。
部屋を暗くして音で探す
ハムスターは、本来夜行性の動物です。活動時間のように部屋全体を暗くすると、動きが活発になる可能性があります。
耳をすませてハムスターの歩く音が聞こえれば、音を頼りに捕まえることができます。
暗く狭い場所を探す
巣穴の中で暮らすハムスターは、暗く狭い場所が落ち着く習性を持っています。部屋の暗く狭い場所をくまなく探してみると、ハムスターが見つかるかもしれません。
フンの周りを探す
脱走したハムスターも部屋の中でフンをします。ハムスターを探している時にフンを見つけたら、まだ近くにハムスターがいるかもしれません。フンの周囲にある、棚の後ろなどの暗く狭い場所を探してみましょう。
脱走を予防する方法
ハムスターにとって、ケージの外はとても危険な場所になります。しつけることは無理なため、脱走を予防するためには飼い主さんが日頃から対策を講じることが大切になります。
具体的にどのような対策をすれば良いのでしょうか?
水槽や衣装ケースに換える
一般的な金網で作られたケージは隙間が多いため、ハムスターが簡単に登ることができます。ツルツルと滑るため、物理的に登ることができない水槽や衣装ケースに飼育場所を移すのも対策としては効果的です。水槽のふたの上に風通しのよい重しを置くことで、より脱走できない状態になるでしょう。
ケージの隙間をふさぐ
ハムスターは、ケージの隙間から無理矢理体を捩じ込んで脱走します。ケージの老朽化で網の隙間が大きくなっていたり、劣化したプラスチック部分をひたすらかじって空いた穴から脱走したりすることもあります。
ケージの隙間を作らないようにするためには、隙間をふさいだり周囲を柵で囲ったりするなどをしましょう。古くなったケージそのものを買い換えるのもおすすめです。
定期的にきちんと施錠されているか確認する
夜行性であるハムスターは、飼い主さんたちが眠った後に脱走することも多くあります。就寝前やケージの掃除後など、定期的にきちんとふたが閉まっているかどうかを確認することで、脱走を防ぐことができます。
人間に比べるとずっと体が小さなハムスターですが、力が強いためゆるんでいるふたなら簡単に開けて脱走します。ふたが開きやすくなっている場合は、大きめのクリップや洗濯バサミなどを使って留めるなどの対策がおすすめです。
レイアウトを変える
ハムスターが生活しやすいようにケージ内のレイアウトにこだわる飼い主さんは多いですが、ハムスターは滑車や巣穴を足場にして脱走することがあります。金網のケージから水槽に変えても、できるだけ出口近くには物を置かないようにすることが大切です。
レイアウトを変えることで、簡単にハムスターが脱走しにくくすることができます。
ハムスターの独特な匂いにはニオイノンノがおすすめ
可愛いハムスターですが、エサやおしっこの匂いが気になるという人が少なくありません。ハムスター自身が自分のテリトリーを主張するのに大切な匂いですが、一度気になると鼻についてしょうがないと思うこともあるでしょう。
そんな時は、手軽に使えるニオイノンノのスプレータイプがおすすめ!ニオイノンノは100%植物エキスで作られているため、ペットにも安心して使うことができます。飼い主さんとハムスターにとって心地良い環境作りに、ぜひニオイノンノを活用してみましょう!
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内容量 | 価格(消費税込み) |
500㏄ | 1,100円 |
500㏄×5本 | 4,100円 |
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まとめ
ハムスターが脱走する理由は、縄張りのパトロールや性格によるものだとされています。ケージを置く場所が騒がしかったりストレスが多かったりする場合も脱走することがあるので、注意が必要です。ハムスターが脱走できないよう、日頃から飼い主さんが対策を講じることでハムスターの安全を守ることができます。ハムスターの脱走癖にお困りなら、ぜひ今回ご紹介した予防法を試してみてくださいね。