夏、うさぎに元気がない!うさぎのための暑さ対策!
2022.04.19
うさぎは人間よりもはるかに暑さに弱い生き物だということをご存じですか? 身体中を毛でおおわれているうさぎには汗腺がないため、汗で体を冷やすことができません。 うさぎに適した温度は18~24℃といわれていますが、温暖化の影響もあり、35℃越えも珍しくない日本の夏。 どうすればうさぎが健康に過ごすことができるのか、詳しくご紹介いたします。
うさぎは夏に弱い!元気がないときにするべきことは?
うさぎは暑さと湿度に弱い生き物です。野生のうさぎは日陰に入ったり、土を掘ってなかで涼んだりすることができますが、ペットのうさぎはそうはいきません。夏場、何の対策もしないでいれば、ケージのなかは、あっという間に高温に!
特に長毛種は熱中症の危険が高いと言われています。暑い日にぐったりと元気がないうさぎの様子を見かけたら要注意です! すぐにでも暑さ対策を始めるようにしてください。
夏のウサギにエアコンなしでも大丈夫?
夏の暑い日にエアコンを付けずに過ごすのは、人間でも熱中症になってしまうことがあるほど危険な行為。命にかかわることなので、エアコンは必ず使うようにしてください。その際、エアコンの風が直接当たらないようにケージの位置を調整してください。風が直接当たると、うさぎが風邪をひいてしまうこともあります。また、うさぎは湿度にも弱いので、梅雨の季節などは、除湿器を併用するなどの対策をしましょう。
夏のうさぎにエアコンは絶対に必要なもの……。とはいえ、うさぎの適正飼育温度である18~24度では人間には少し寒すぎることも。低い温度でつけっぱなしにするのは、電気代も気になるところです。
そこで、エアコンである程度温度調節をしながら、うさぎが快適にすごせるように、グッズなどを使って工夫することもできます。自分にあった方法を見つけてみてください。
うさぎの熱中症の兆候は?
うさぎが熱中症になったらどのような症状が出るのでしょうか。
まずパッと見てぐったりとしていたら要注意。うさぎの体温があがると、耳が赤く充血したり、呼吸が荒くなったりします。さらに、体温が上がると、痙攣などの神経症状がみられることも。いつもと違った様子はないか、うさぎをよく観察するようにしてください。
肥満気味のうさぎは熱中症になりやすいので、普段から太らせないように注意が必要です。脂肪分の高いおやつをあげすぎないようにして、運動不足にも気を付けてください。
もし、少しでも違和感を覚えたら、病院へ連れて行くようにしましょう。普段から、うさぎを診察してくれる病院を探しておくことをおすすめします。年一度は健康診断へ行くなど、かかりつけの病院を作っておくと良いですね。
うさぎのための夏の暑さ対策
暑い夏。うさぎのためにしっかりと対策をしましょう。まずは、ケージに温度計を設置し、どれくらいの気温なのか確認すると良いです。うさぎにとって、適温なのかそうではないのかを把握することで、適切な対策を取ることができます。温度計は、年中役に立つアイテムなので、できれば、うさぎをお迎えしたときに設置すると良いですね。
近年、ペットとして、うさぎは大人気! 家族に迎える方が増えているということもあり、うさぎのための夏グッズがたくさん登場しています。また、サイズの大きなうさぎを飼育しているご家庭の場合は、犬用や猫用のグッズを使うこともできますよ。
ひんやりプレートで暑い夏も快適に!
触るとひんやりと冷たいプレートは電気代もかからず、うさぎが自分で身体を冷やすことができるお手軽な便利アイテムです。アルミタイプ、大理石タイプ、シートタイプなど、様々な種類が販売されています。ケージの中に敷いてあげると、お腹をつけてのんびりと寝そべる、可愛い姿が見られるかも。ひんやりと冷たいプレートは、うさぎにとってオアシスのような存在になってくれそうです。
保冷剤や凍らせたペットボトルを活用しよう
保冷剤や凍らせたペットボトルを使うのもうさぎの暑さ対策には有効です。保冷剤を入れることができるグッズも販売されています。陶器の入れ物だと、結露もできにくいので、うさぎの身体が濡れてしまう心配もありません。凍らせたペットボトルをタオルで巻いてケージのなかに入れてあげるのも良いですね(かじり癖のあるうさぎの場合は注意してください)。
万が一、停電や故障などでエアコンが止まってしまったときにも、短い時間だったらケージ内を冷やすことができるので、長時間のお出かけの前には、設置しておくと安心できます。
サマーカットに挑戦してみよう
夏毛に生え変わるため、基本的にうさぎにカットは必要ないと言われています。しかし、長毛種の場合は、思い切ってサマーカットに挑戦してみるものひとつの方法です。長く分厚い毛におおわれた状態だと、何をしても暑く、うさぎにとってはつらい状態。サマーカットでスッキリとしてあげると、快適に過ごせそうです。
しかし、子どものうさぎはまだ身体は弱く、急な温度変化に弱いので、カットには向きません。また、大人しくできないうさぎの場合は、怪我の原因となりますので、無理にカットはしないようにしましょう。カットの際は、足の裏の毛は切らない様にしてください。そして、ヒゲを間違って切らないように気を付けましょう。
バリカンなどを使って自分でカットをしても良いですが、うさぎのトリミングをしてくれるお店もあるので、調べてみてくださいね。うさぎは皮膚が薄く、扱いが難しいので、専門店でトリミングしてもらうのが安心です。
「ニャンケンポン」でうさぎが元気を取り戻す!
温度調節もバッチリだし、いろんな対策をしたのに、まだ何となく、うさぎの元気がない……。そんなときは「ニャンケンポン」を試してみてはいかがでしょうか?
「ニャンケンポン」は様々なペットに使える健康フードで、100パーセント植物由来の原料でできているため、草食動物であるうさぎにも安心。小型のペレット状で食べやすく、今使っているフードに混ぜるだけなので、とても使いやすいです。
前述したとおり、肥満気味のうさぎは熱中症になりやすいと言われています。厳しい夏を乗り越えるためには、普段からの健康管理が欠かせないのです。「ニャンケンポン」を食べると、うさぎの健康が維持されるだけではなく、どんどん元気になっていきますよ。また、臭いを抑える効果もあるので、うさぎのおしっこの臭いに悩んでいる方にもおすすめのアイテムです。
まとめ
以上が夏に元気がないうさぎの暑さ対策となります。うさぎが暑さに弱いということは、分かっていただけましたか? 温暖化の影響もあり、日本の温度は上がり続けています。昔と同じ飼い方では、うさぎの健康を守れなくなってきているのです。エアコンをつけての温度管理のほか、様々なグッズを使ったり、サマーカットをしたりと、自分のおうちのうさぎに合った方法を試してみてください。
熱中症はとても怖い病気。もし何か違和感を覚えたら、必ず病院を受診してくださいね。
普段の健康管理には「ニャンケンポン」をぜひ! 日ごろから健康なうさぎは熱中症にもなりにくく長生きしてくれますよ!