初心者でも飼いやすい!ペットにおすすめの爬虫類ランキング

初心者でも飼いやすい!ペットにおすすめの爬虫類ランキング

2021.03.23

ペットブームが続く中、爬虫類の人気も高まっているようです。犬や猫などのペットにはない魅力を持つ爬虫類ですが、初めて飼うなら、ペットとして飼いやすい爬虫類を選びましょう。カメやトカゲ、ヘビなどたくさんの種類の中から、ペットに最適な爬虫類を選ぶのはやさしいことではありません。本記事では、初心者がペットとして飼うのにおすすめの爬虫類をご紹介します。

ペットにおすすめの飼いやすい爬虫類5

ペットにおすすめの飼いやすい爬虫類5選

大きな声で鳴いたりせず、アレルギーの原因にもなる毛をまき散らさず、外に散歩に行かなくても良い爬虫類のペット人気が高まっています。しかし、どれがペットに適した爬虫類なのかわからない人も多いのでは?ここでは、初めて爬虫類のペットを飼う人におすすめの生き物をまとめてみました。

人口飼料で飼える「カブトニオイガメ」

カメは、爬虫類の中でもペットとして人気の生き物です。中でも、カブトニオイガメは、成長しても体長15cmと比較的体が小さく、大きめの熱帯魚用の飼育容器で飼えます。雑食性ですが人工飼料メインで飼育できるため、初心者にも飼いやすい爬虫類のペットです。

カブトニオイガメは水中生息の爬虫類なので、ペットとして飼うなら、水深を深くした水槽に浮島を作ってあげると良いでしょう。水量が多いほど水質が安定しますが、飼い始めは、ペットを購入した爬虫類ショップと同じ環境を作るのがベストです。小さいうちは、体を温めるためのバスキングライトと紫外線ライトを付ける必要で、こまめな水替えが欠かせません。

飼育に適した温度は25~30℃で、屋外でも飼育できるペットです。しかし、15℃を下回ると動かなくなり、冬眠して死んでしまう可能性があるので、冬場は爬虫類用ヒーターを設置しましょう。カブトニオイガメはおとなしい性格で、多頭飼いも可能なペットです。夜行性ではない爬虫類ですから、日中、水槽の中を元気に泳ぐ姿を見せてくれるでしょう。

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爬虫類用ライトなしで飼える「ヒョウモントカゲモドキ」

爬虫類用ライトなしで飼える「ヒョウモントカゲモドキ」

ヒョウモントカゲモドキは丈夫で、環境の変化にも強いので、初心者にもペットとして飼いやすい爬虫類です。ヤモリの仲間であるヒョウモントカゲモドキは、基本的にはヒョウ柄の体色をしており、レオパードゲッコーとも呼ばれています。中には、体が白いスノー、濃い黄色をしたハイイエロー、模様がないパターンレスなどの種類もあり、美しい体の模様が人気のペットです。

尻尾に栄養を蓄えていますが、命の危険を感じると尻尾を切ってしまうので、掴まないようにしましょう。コオロギなどの昆虫を食べますが、人工飼料で育てることが可能なペットです。夜行性の爬虫類ですから、バスキングライトと紫外線ライトを付ける必要はありません。

ヒョウモントカゲモドキは成長すると体長20~25cmになり、寿命は平均10~15年ほどです。飼育に適した温度は25~30℃、湿気のある場所を好むので、湿度は40~60%を保ちましょう。おとなしい性格で人をあまり噛むこともなく、動きも緩慢なため、爬虫類の中でも理想的なペットです。

穏やかな性格で懐きやすい「フトアゴヒゲトカゲ」

穏やかな性格で懐きやすい「フトアゴヒゲトカゲ」

気性が穏やかなフトアゴヒゲトカゲは、爬虫類の中でも人に懐きやすいのでペットに最適です。威嚇が治まって慣れてきたら、手からエサを与えると懐きやすくなります。運動量が多い爬虫類なので、慣れてきたら部屋の中をお散歩させてあげましょう。

成長したフトアゴヒゲトカゲは体長40~50cmほどになり、寿命は平均7~10年といわれています。水をあまり飲まなくても平気で、湿度や温度の変化にはそれほど敏感な爬虫類ではありません。乾燥状態を好みますから、湿度は30~40%を保ちましょう。もしも湿度が30%を下回ってしまうと、脱皮不全になる恐れがあります。

フトアゴヒゲトカゲは雑食性の爬虫類で、人工飼料も食べますが、コオロギやミルワームなどの昆虫のほか、かぼちゃやニンジンなどの野菜を食べます。ペットとして飼うなら、体を温めるためのバスキングライトを付けてあげましょう。また、カルシウム不足になりやすい爬虫類なので、体内でビタミンDを生成してカルシウムを作るために紫外線ライトを設置する必要があります。爬虫類の中でもかなり縄張り意識が強く、多頭飼いするペットには向いていません。

飼育の手間がかからない「コーンスネーク」

飼育の手間がかからない「コーンスネーク」

爬虫類のペットとしてヘビを飼ってみたいなら、コーンスネークがおすすめです。北アメリカが原産地のコーンスネークはカラーバリエーションが豊富で、観賞用のペットとして人気があります。コーンスネークは穏やかな性格で、毒を持っていないのでペットに最適なヘビです。

体長100~150cmに成長し、寿命は10年ほどといわれています。野生のコーンスネークは木登りが得意ですが、あまり活動的ではありません。夜行性のため爬虫類飼育の専用ライトは必要なく、水槽と水を入れる容器さえあればペットとしてすぐに飼い始めることができます。

コーンスネークは肉食性の爬虫類で、成長期には週2回ほど、大人になると10日に1回ほどの頻度で冷凍ピンクマウスを与えます。かなり小食なのでエサ代もあまりかからず、飼育の手間がほとんどかからないペットです。

ペットとして愛着が湧いてくると、遊んであげたくなるかもしれません。しかし、臆病でストレスを感じやすいタイプの爬虫類ですから、頻繁に触るとエサを食べなくなってしまうことも。そのため、ペットを構い過ぎないように、飼い主さんは気をつける必要があります。コーンスネークの飼育に適した温度は約25℃で、冬の寒い時期には爬虫類専用ヒーターを用意してあげましょう。

小さくておとなしい「キボシイシガメ」

キボシイシガメは成長しても13cmと小さく、平均して20年ほど生きるカメです。おとなしい性格で、人工飼料を食べてくれますから、初心者でも飼いやすい爬虫類のペットでしょう。原産地は北アメリカやカナダですが、小さい頃には水温を高めに設定すると、すくすく成長するといわれています。

爬虫類の中でも丈夫なタイプの生き物ですが、カルシウムが不足すると、甲羅の形成がうまく行かなかったり、足腰が弱ったりします。ペットとしてキボシイシガメを飼う場合には、消化を促進するバスキングライトと紫外線ライトを用意し、冬の時期には爬虫類専用ヒーターを付けてあげましょう。

攻撃性が弱いので、多頭飼いはもちろん、メダカや金魚などほかのペットとも混泳可能です。ペットとしてキボシイシガメを飼うときには、水地と陸地を作ってあげると良いでしょう。もしも飼育容器のレイアウトに悩んだら、購入した爬虫類専門店に相談することをおすすめします。

まとめ

愛情を持ってお世話すれば、爬虫類のペットも慣れてくれるでしょう。初めて爬虫類をペットとして飼うのなら気性が穏やかで、一般的に人間に危害を加えない、世話をしやすいタイプの爬虫類がおすすめです。中には、かなり長生きする爬虫類のペットもいますから、最後まで責任を持ってお世話できるかどうか、飼う前によく考えましょう。

ペットの健康維持にペットにも使えるHB-101
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