【犬や猫の多頭飼い】メリットとデメリットを知って家族に迎えよう

2021.11.16

すでに家で犬や猫を飼っていて、多頭飼いしようか悩んでいるあなた。 一緒にペットが寄り添って寝ている姿を想像すると、愛くるしいですよね。 「でも実際飼ってみてうまくいかなかったらどうしよう」と心配で一歩前に踏み出せないというかたもいるのではないでしょうか? そこで今回は犬や猫を家で多頭飼いする場合のメリットとデメリット、そして飼うときに気を付けるべきことをお話しします。 ぜひこの記事を読んで、あなたの家は本当に多頭飼いできるか検討してくださいね。

犬を多頭飼いするメリット

犬を多頭飼いするメリット

さっそくですが、犬を多頭飼いするメリットをまとめました。

● 2頭目がお利口になる
● 仲良くなれば遊び仲間が増え留守番も平気になる

ではひとつずつみていきましょう。

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2頭目がお利口になる

多頭飼いをすると、2頭目の犬はしつけが1頭目に比べて楽でお利口になる可能性が高いでしょう。
これは、犬がもともと群れで生活していたからということが関係しています。

社会性に富んでいる犬は、新入りの犬にルールを教えてくれるのです。

また1頭だけの飼育の場合飼い主はその犬にだけ愛情を注ぎますが、2頭になるとその分愛情が分散されてよりしっかり飼い主がしつけをする場合があります。

仲良くなれば遊び仲間が増え留守番も平気になる

先住犬と新しい犬が仲良くなれば、飼い主さんはお出かけで家を留守にする場合も平気になる可能性があります。
犬はもともと群れをなして生活する動物なので、他の犬が家にいることで安心するのです。

犬を多頭飼いするデメリット

犬を多頭飼いするデメリット

先にお伝えすると、犬を多頭飼いするデメリットは以下の内容です。
● 相性が悪く喧嘩する
● 先住犬がストレスで粗相する
● 他のご飯をあげる場合管理が大変

ではひとつずつ見ていきましょう

相性が悪く喧嘩する

犬は必ずしもどの犬でも、仲良くなれるわけではありません。
もしも多頭飼いして相性が悪い場合、喧嘩になる可能性もあります。
特に先住犬が以下の場合は、注意が必要です。

● 先住犬がすぐに怒ると口が出る
● ピットブルなどの闘犬
● 体格差が大きすぎる
● ストレスに非常に敏感

必ずしもうまくいかないと言うわけではありませんが、多頭飼いをする場合はよく検討しましょう。

先住犬がストレスで粗相する

新しい犬が先住犬と同じトイレを使う場合、ストレスで粗相する場合があるでしょう。
特にもともとトイレのしつけが確実でないと、粗相する可能性はより高くなります。
またはトイレが小さかったり、トイレの掃除をすぐにしてあげない場合に他の場所で粗相してしまうかもしれません。

他のご飯をあげるときに管理が大変

どちらかの犬がアレルギーを持っていたり処方食をあげている場合、ご飯の管理が大変になります。
お皿を変えていても、近くでご飯を食べていれば誤って他の子が食べてしまったり逆に処方食でないものを食べてしまうということもあるのです。

猫を多頭飼いするメリット

猫を多頭飼いするメリット

猫を多頭飼いするメリットは以下の内容です。
● くっついて寝る姿がかわいい
● 遊び相手になり運動会ができる

ではひとつずつ見ていきましょう。

くっついて寝る姿が可愛い

猫を多頭飼いする醍醐味と言えば、くっついて寝る姿を見られることでしょう。
べったりとくっついている姿はなんとも可愛く、癒されますよね。

遊び相手になり運動会ができる

多頭飼いをすると今まで運動不足だった猫が、一緒に走り回る場合があります。
そうすると家の中で飼っていた場合運動不足になりがちですが、お互いが走り回ることで運動不足の解消につながります。

猫を多頭飼いするデメリット

猫を多頭飼いするデメリット

続いて猫を多頭飼いするデメリットは以下の内容です。

● 仲が悪いと喧嘩する
● 病気の早期発見が難しい
● ご飯の管理が難しい

ではこちらも見てみましょう。

仲が悪いと喧嘩する

猫は犬とは違い単独行動する動物です。
そのため新しい猫が来たら【縄張りに入ってきた猫】と言う考えになり、喧嘩になることが多々あります。

病気の早期発見が難しい

猫を多頭飼いすると、特に泌尿器系の病気を見つけにくくなります。

理由は、トイレや水入れを共有するからです。
泌尿器系の病気である症状として、多飲多尿があります。

一頭だけ飼っていると具合が悪いのはその子しかいません。
しかし多頭飼いの場合、誰の具合が悪いかわかりにくいので早期発見が難しいのです。

ご飯の管理が難しい

犬と同様多頭飼いになると、ご飯の管理が難しいです。

犬はしつけでなんとかできるかもしれませんが、猫はダメと言っても食べますし時間をかけてご飯を食べる子も少なくありません。

猫の場合、糖尿病になりやすい動物です。
糖尿病はご飯のカロリーを計算したり処方食を食べなければいけなくなります。

犬猫の多頭飼いの注意点をしろう

犬猫の多頭飼いの注意点をしろう

もしも、犬猫を家で多頭飼いしたのに「こんなつもりじゃなかった」となっても取り返しがつきません。
もし新しい犬や猫をあなたの家に家族として迎えるなら、もともと飼っている犬や猫、そして新しく迎える犬や猫全員が幸せでないといけませんよね。
そこで新しい家族を家に迎え入れるまえに、犬猫を多頭飼いするときの気を付けるべきことをお話しします。

避妊手術や去勢手術する

もし避妊手術や去勢手術をしていないなら、必ずしなければいけません。
もしオス猫とメス猫を家で飼ったとしましょう。
1年間で20頭・2年間で80頭・3年間でなんと2000頭まで増える計算になりかねません。

犬でも年に2回シーズンが訪れ多いと10頭も生まれます。
もしあなたの家で多頭飼いするつもりであれば、必ず避妊手術や去勢手術しましょう。

犬や猫のトイレの数を増やす

家で2頭以上の犬を飼うならトイレを大きくするか、頭数分のトイレを用意しましょう。
また猫を2頭以上家で買うなら頭数+1台のトイレを用意するのが理想です。

トイレの数をふやすことで、自分のテリトリーを守れるのでストレスが軽減されます。

犬や猫に時間を費やす

飼い主さんが家にいるあいだ、できるかぎり犬や猫と1対1でかかわる時間を作りましょう。

多頭飼いになると、お世話も2倍です。
その分遊ぶ時間が少なくなる可能性もあるかもしれません。

ですが多頭飼いでうまくいかせるには、飼い主さんとの1対1の時間が非常に大切です。

この時間を作るだけでも、ヤキモチをやく犬や猫の気持ちを落ち着かせられます。

経済的余裕があるかいま一度考えよう

犬の生涯かかる金額は120万円、猫が80万円と言われています。
しかし、種類や将来どんな病気にかかるかによっては倍以上かかる可能性もあるでしょう。

多頭飼いすれば、そのぶん2倍3倍と負担がかかることを忘れてはいけませんね。

多頭飼いして災害時避難できるか考えよう

家で被災したときに、犬や猫たち一緒に避難できるか考えましょう。
そのためにも頭数分のクレートの用意と、災害時パニックにならないようにクレートに慣れさせておく必要もあります。

安心できる場所を確保しよう

犬であれば家のなかでも静かにすごせる場所に、寝られるサイズのクレートを用意してあげます。
また猫であればキャットタワーなど高いところやトンネルのような出入りが自由なものを家の各所に複数個用意すると安心します。

基本的に犬は狭いスペース・猫は高くて逃げ道がある場所を好むので、多頭飼いの場合頭数分用意することで、家の中で安心して過ごせるようになりますよ。

多頭飼いにおすすめの消臭剤

多頭飼いにおすすめの消臭剤

多頭飼いできになるのは、家のなかでの臭いではないでしょうか?
そこで今回はおすすめの消臭剤を紹介します。

ニオイノンノスプレータイプ

ニオイノンノスプレータイプ

このニオイノンノスプレータイプは、植物性消臭液なのでペットを飼っている家でも安心してお使いいただけます。
多頭飼いしているとペットの粗相に困っているという飼い主さんの話しをよく耳にします。
そんなかたにぜひおすすめしたい商品です。
松、ツバキ、カタバミの成分でできた消臭剤で、シュッと一拭きかけるとさわやかな自然の香りがします。
また、万が一犬猫が舐めてしまっても安心です。
家に1個あると重宝すること間違いなしでしょう。

500㏄×5本セット 4100円(税込み) 
出典:株式会社フローラ

ニオイノンノスプレータイプの口コミはこちら

我が家では愛犬を2匹飼っています。可愛いのですが、ペット独特の臭いで大勢の来客の方々に不快な思いをかけたくありませんので、今までとても腐心していました。でもニオイノンノを愛用するようになってから、驚くほど無臭になりました。安心して犬の世話が出来るようになり、家族も大変喜んでいます。

まとめ

多頭飼いを家ですると決める前に、メリットデメリットをよく理解してから家族に迎え入れなければなりません。
家の環境としてトイレを増やせるか犬や猫の安心できるスペースが用意できるか確認してみましょう。
また多頭飼いになると、金銭面でも2倍の出費がかかります。
そしてなにより、前からいる犬や猫・そして新しく迎え入れる犬や猫それぞれに愛情と時間を十分にとれるか想像してみるとよいかもしれません。
もし、すべてが問題なければきっとあなたの家で、楽しい素敵な多頭飼いライフをおくれることでしょう。

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