犬をもっと可愛くおしゃれに♡ トリミングのススメ。

2019.01.14

犬と一緒に生活していると一度は「トリミング」という言葉を聴いたがあるのではないでしょうか？特に、トイ・プードルやヨークシャー・テリア等の長い被毛を持っている「カット犬種」を飼われている方にとってはトリミングは非常に大事なケアになります。「トリミング」とは毛をハサミでカットして整えるという意味があり、このペットのカットをするプロのことをペットトリマーと呼びます。ペットブームの昨今では、このトリマーの専門学校があったり、トリミングサロンも数多くあり身近なものになりました。ではこのトリミングはどの犬種にも必要なものなのでしょうか？また、トリミングを行うことでどのようなメリットがあるのかを紹介します。トリミングに興味のある方、犬を飼育しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

トリミングとグルーミング

ハサミで被毛を美しく整えてくれるトリミングは一見すると、犬全頭に必要なことに思います。これは半分イエスで半分はノーです。
その理由として「トリミング」と「グルーミング」の違いになります。「グルーミング」とは全身の手入れのことを指し、シャンプーや爪切り、耳掃除などのケア全般を指す言葉です。このグルーミングは全犬種に対して必要なケアであり、もちろんトリミングサロンで受けることが出来ます。また、慣れている方ならば自宅でのケアも可能です。
トリミングとはこのグルーミングのなかの一つで、鋏で毛を整えることを指します。なので、短毛種の犬などはハサミで毛を整える必要がありませんので、トリミングは不要になります。短毛種の犬でもバリカンで、お腹周りの毛を刈ったり（腹バリ）、足裏の毛を刈るケアが有効ですがこれはグルーミングの一種です。

トリミングが犬に必要な理由

トリミングはカット犬種だけすれば良いのか？

短毛の犬種にはトリミングは不要と紹介しましたが、カット犬種以外にもトリミングが必要な場合もあります。柴犬やG・レトリーバーなどはカットしなくても問題のない犬種でありますが、我が家のG・レトリーバーは年に１回、トリミングサロンにてサマーカットしてもらっています。サマーカットとはその名の通り、夏の暑さに対応するために毛を短くカットした状態を呼びます。うちの子はとても熱がりなので熱中症にならないように長い被毛を一度ライオンカットで短くしてもらっています。最初は違和感を覚えてきょろきょろとしていましたが、慣れてくると涼しいようで、床にお腹をべったりとつけて涼をとっていました。
サマーカットだけでなく、病気の寝たきりになってしまった犬も、お尻周りが汚れないように短くトリミングすることもオススメです。

犬がトリミングをするメリット

トリミングの有効性について紹介しましたが、トリミングをおこなうメリットについてまとめました。

メリット

・被毛を清潔に保つことができる
・様々なカットを楽しめる、おしゃれ、個性の主張
・プロのトリマーさんに手入れしてもらうことでアドバイスをもらえる
・皮膚病などの病気の予防
・しこりなどの病気の早期発見、健康チェック
・犬の社会化

上記のような様々な利点があります。トリミングサロンを利用すると料金がかかるので、犬をどのようにトリミングしたいのか、予算等の希望にあったトリミングサロンを事前に調査してから予約することがオススメです。また夏や梅雨時期などの季節に応じてトリミングサロンを利用してそれ以外は自宅でグルーミングするようにしても良いでしょう。

まとめ

犬にトリミングが必要な理由とトリミングをするメリットについてご紹介しました。大好きな犬にはいつも奇麗な可愛い姿でいてもらいたいものです。
また、定期的にプロのトリマーさんに犬のボディーチェックをしてもらえるので、病気の早期発見にもつながりトリミングは高い効果を発揮します。犬にあったホームケの方法も教えてもらえるのでかかりつけのトリミングサロンを一つ探しておくと良いでしょう。
飼い主さんと犬のよりよい充実したドッグライフの参考にしてくださいね。

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