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犬があぐらの上に乗るのはなぜ?理由や犬の気持ちを徹底解説!

犬があぐらの上に乗るのはなぜ?理由や犬の気持ちを徹底解説!

2025.04.15

犬があぐらの上に乗る行動には、さまざまな理由があります。
飼い主との信頼関係や安心感を求める気持ち、単純な寒さ対策など、犬によっても理由は様々。しかし、犬があぐらの上に乗るのはどんな理由であれ、飼い主に対しての好意の表れです。

信頼関係があっても、すべての犬がこの行動をするわけではなく、個体差や環境要因も関係します。
今回は、犬があぐらの上に乗る理由や、それに伴う「良いこと」「困ること」も紹介します!

犬があぐらの上に乗る理由とは?

犬があぐらの上に乗る理由とは?

犬があぐらの上に乗る光景は、愛犬家からするとよくある風景。
そんな時、愛犬が何を考えているのか知りたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

ここでは、犬があぐらに乗る心理を紹介します。

安心感を求めている

犬は本能的に安心できる場所を好みます。特に飼い主の膝の上やあぐらの上は、犬にとって安全な場所であり、飼い主の体温も感じられるためリラックスしやすいのです。特に警戒心が強い犬ほど、外出先では飼い主の近くで心を落ち着かせようとします。

飼い主への愛情表現

犬があぐらの上に乗る行動は、愛情の証でもあります。犬が飼い主を信頼し、親密な関係を築きたいという表れです。この行動は、犬のボディランゲージの一つであり、安心感と絆を深めるサインだと受け取りましょう。

暖を取っている(寒い時期)

寒い季節になると、犬は暖を取るために飼い主の体温を求めることがあります。特にパグやフレンチブルドックなどの短毛種や小型犬は寒さに弱いため、あぐらの上に乗ることで体温を保とうとする傾向があります。

冬にだけそのような行動が頻繁になる場合は、洋服を着させると良いかもしれません。

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単なる習慣やくつろぎのポジション

幼少期から飼い主の膝の上で過ごしていた犬は、自然とその場所を「安心できるスペース」と認識することがあります。また、単純にくつろぎやすいポジションとして好む場合もあります。

体調不良や不安のサインの可能性も?

普段は乗ってこない犬があぐらの上に乗るようになったり、普段よりも頻繁にあぐらの上に乗る場合、体調不良や不安・ストレスの可能性があります。
特に、震えたり落ち着きがなかったりする場合は、病気や不安のサインかもしれません。定期的な健康チェックが重要です。

犬があぐらの上に乗ると何が起こる?

犬があぐらの上に乗ると何が起こる?

犬があぐらの上に乗るとどんなことが起きるのでしょう。
まずは嬉しい側面やちょっと困ることまで紹介!

犬があぐらの上に乗る【嬉しいこと】

●飼い主との絆が深まる

犬が飼い主のあぐらの上に乗ることで、安心感を得るだけでなく、相互の信頼関係も強まります。
犬が飼い主に対して無防備になれるのはしっかりとした関係が築けている証拠!

●リラックス効果がある(犬も人も)

犬と触れ合うことで、飼い主にも癒し効果があり、ストレス軽減につながることが分かっています。
お互いに癒し合える素敵な時間ですね!

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犬があぐらの上に乗る【困ること】

あぐらの上でくつろぐ愛犬はいつ見ても可愛らしいもの。
でも、ちょっと困ったことが起こる時も。

●足がしびれたり体に負担がかかる

長時間乗られると、飼い主の足がしびれたり、姿勢が崩れたりすることがあります。
足を組み直したり体勢を変えるようにしましょう!
特に大型犬の場合、体重の影響で飼い主に負担がかかるため、無理のない範囲での対応が必要です。
大型犬が膝の上でしかお昼寝したがらなくなると、せっかくの愛情表現も飼い主の負担になってしまいます。

●甘やかしすぎると分離不安を招くこと

飼い主のそばにいることが当たり前になると、分離不安のリスクが高まってしまいます。
適度な距離感も大切です。

●多頭飼いの場合のトラブル対策が必要

多頭飼いの場合、犬同士で「飼い主の膝の上を奪い合う」こともあり、序列争いにつながることがあります。飼い主が順番を決めて膝に乗せたりする工夫が必要です。

愛犬をあぐらの上に乗せたい!

愛犬をあぐらの上に乗せたい!

全ての犬が飼い主の膝に乗るわけではありません。
中には、「うちの子は乗ってこないけど懐いてないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。

あぐらに乗ってこない犬について解説します。

無理に乗せる必要はない

すべての犬が膝の上に乗るのを好むわけではないため、無理に乗せるのではなく、自然に乗るタイミングを待つのがベストです。
信頼関係があっても、床で寝たり、適度な距離を好む犬もいます。

「うちの子はこういうタイプなんだ〜」と見守ってあげましょう。

クッションやブランケットで誘導する

犬があぐらの上に乗る習慣がない場合、クッションやブランケットを使って安心できる環境を整えると良いでしょう。布の上が好きな子は膝に乗るキッカケを作れます。

膝やあぐらの上が嫌いなのではなく、慣れていないだけの場合もあります。
その場合は、「心地いい場所なんだ!」と気が付かせてあげると進んで乗ってくれます!

まとめ

まとめ

犬があぐらの上に乗るのは、信頼関係の表れであり、飼い主に甘えている行動でもあります。
自分に無理のない範囲で目一杯甘えさせてあげましょう。

しかし、メリハリをつけないと分離不安になる可能性も。
「飼い主がいないと落ち着かない」という状態は犬にもストレスなので、毎日のルーティーンの中に犬が思い切り甘えられる時間を設けてあげるのがオススメです。

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