犬も痛い静電気は皮膚トラブルの原因になる!?静電気の対処法をご紹介
2024.03.19
「バチッ」という音を立てて発生する静電気は、犬も「キャンッ」と声を上げる程痛いと感じます。乾燥する冬の名物でもありますが、犬に静電気が起こる回数が多いとあまり良くありません。ストレスや飼い主さんへの不信感にもつながり、皮膚トラブルの原因にもなりやすくなってしまうのです。
今回は、犬に静電気が発生した時のデメリットと対処法を詳しくご紹介します。静電気の発生をあらかじめ防ぐことで、犬も飼い主さんも、冬の室内で快適に過ごせるようになるでしょう。
犬に静電気が起きた時のデメリット
犬を触る時、静電気が起こると犬も飼い主さんも痛い思いをしてしまいます。「キャンッ」と犬が叫び声を上げてしまうと、飼い主さんも心配になってしまうでしょう。静電気は、犬にとってデメリットしかありません。では、具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか?
犬が痛がるためストレスになる
静電気が発生すると、飼い主さんでも痛いと感じます。当然犬も静電気で痛い思いをするため、ストレスになる恐れがあります。犬は、今の傷みは静電気だということがわかりません。あまりにも頻繁に静電気で痛い思いをすると、家の中でも必要以上に怖がったりしてしまうようになる恐れもあります。
皮膚病やアレルギーの原因になり得る
静電気が起こると、ホコリやダニ・ノミなどを引き寄せやすくなります。被毛についたまま不衛生な状態が続くと、アレルギー症状や皮膚疾患にかかりやすくなってしまうのです。
特に静電気が起こる¬=犬も乾燥しやすいため、いつもよりも皮膚疾患が起こりやすい状況ということに注意が必要です。
飼い主さんに叩かれたと思いかねない
静電気の傷みはストレスになるだけでなく、犬が飼い主さんに叩かれたと思ってしまう原因にもなります。飼い主さんが犬を撫でようとした時に静電気が発生すると、触れ合いではなく攻撃と認識されてしまう恐れがあるからです。
犬が叩かれたと思うと、飼い主さんに不信感を抱くようになります。信頼関係にも影響するだけでなく、飼い主さんに近づこうとしなくなる可能性もあるのです。
被毛に毛玉ができやすくなる
犬の被毛に静電気が発生すると、毛玉ができやすくなります。ブラッシングをした時に絡まった毛玉が引っ掛かれば、犬は痛い思いをしてしまいます。また毛玉を放置すれば絡まった箇所に汚れが溜まるため、皮膚疾患の原因にもなる恐れがあるのです。
静電気が起こりやすい犬の特徴
冬は高確率で静電気が発生しますが、犬種によって静電気が発生しやすい犬はいるのでしょうか?犬の中でも短毛よりも長毛の犬は、やはり静電気が発生しやすい傾向にあります。特に寒さに強いダブルコートの犬に注意が必要です。人気の犬種の中では、チワワやダックスフント、ヨークシャー・テリア、プードル、キャバリアなどが挙げられます。
犬の静電気を防ぐ方法
バチッと発生する静電気を防ぐために、飼い主さんができることがあります。犬に痛い思いをさせないために、どんな方法があるのでしょうか?
飼い主さんの手を保湿する
静電気でバチッとならないよう、ハンドクリームで手を日頃から保湿することが大切です。また、犬に触る前に壁などを触って、あらかじめ静電気を逃がすこともおすすめです。ただハンドクリームも香りが強いものが少なくありません。飼い主さんにとっては良い匂いでも鼻が良い犬にとっては不快になることもあるので、できれば香りが少ないものか無香料を選ぶようにしましょう。
部屋の湿度を上げる
静電気は、部屋が乾燥しすぎると発生しやすくなります。室温25℃前後、湿度50%前後だと静電気が発生しにくく、犬も人も快適に過ごしやすい環境です。
冬場は、エアコンだけだと乾燥しやすいため加湿器で湿度もコントロールすると良いでしょう。また、人が快適に過ごしやすい環境はカビも繁殖するのにも適しています。カビは人だけでなく、犬のアレルギーの元にもなるため、エアコンや部屋をこまめに掃除することも大切です。
犬の周りの素材を見直す
犬が使うブランケットやタオルケットも、素材によっては静電気を引き起こしやすくなります。特にポリエステルやアクリル、レーヨンなどは、特に静電気が発生しやすい素材です。反対に、コットンやシルク、綿といった自然素材は静電気が発生しにくい素材です。
冬場、飼っている犬に少しでも快適に過ごしてもらいたいなら、犬の周りにある素材を見直してみると良いでしょう。ただ、化学繊維は家具や日用品にも使われていることがほとんどです。全てを買い替えることに抵抗があるのなら、一時的に使う服やラグのみでも大丈夫です。
静電気が起こりやすい冬のブラッシングにも一工夫を!
乾燥しやすい冬は、ブラッシング時にも静電気が起こりやすくなります。犬が大好きなブラッシング。飼い主さんも愛犬とのスキンシップの時間を楽しむ人も多いからこそ、ブラッシング前に犬の被毛を少し湿らせてあげましょう。
びしょびしょにしてしまうと皮膚疾患にかかる恐れがあるため、被毛全体が少し濡れる程度で大丈夫です。コームで梳いても静電気が起こりにくいので、愛犬もリラックスしてブラッシングを堪能できるでしょう。
愛犬の健康的な体作りのためにHB-101
冬は、人も犬も風邪を引きやすくなります。愛犬が冬でも元気でいてくれるように、普段飲む飲み水にHB-101を加えてみることがおすすめです。HB-101は株式会社フローラが販売する、健康維持活力剤です。100%植物エキスであるため、安心して愛犬に与えることができます。毛艶がなくなってきたり元気がなくなかなかフードを食べてくれなかったりする時にもおすすめです。100㏄から購入ができるため、最初はお試しで使ってみたいという飼い主さんにもぴったりといえます。
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100cc | 2,400円 | |
500cc | 10,500円 | |
1ℓ | 19,000円 |
まとめ
静電気は、犬にとってもストレスにしかなりません。場合によっては、飼い主さんに叩かれたと勘違いしたり毛玉ができて皮膚トラブルを誘発したりする恐れもあります。乾燥が原因であるため、静電気対策として室内の湿度や保湿、犬の周りの素材を見直すなどをしましょう。対処法は、
どれもすぐにできるものばかりです。静電気の発生を抑え、犬も飼い主さんも快適な冬を過ごしましょう。