猫がワクチンを打ったけど副作用が心配。一体どんな副作用があるの?
2022.08.09
毎年かかさず打たなければいけない猫のワクチンですが、副作用が怖くてなかなか打ちに行けない、打たせるのが怖いという飼い主さんも多いと思います。今回は、猫のワクチンとワクチンの副反応についてお話していきたいと思います。初めて猫を飼う方も是非参考にしてみてくださいね。
猫の混合ワクチンって一体なに?
まず、猫の混合ワクチンというのは、感染症にかかりにくくなったり、感染症にかかったとしても、軽症で済むように免疫を体内に注射をすることで送り込む役割があります。
この混合ワクチンは、それぞれの猫の免疫を高める以外にも、猫たち全体で混合ワクチンを打つことにより、集団免疫として集団の中で感染症が流行らないように対策をとることができます。
現在は、毎日たくさんの猫が生まれており、1匹の猫が混合ワクチンを摂取したところで、集団で感染症にかかってしまえば、いくら免疫がついているとはいっても、感染症にかからないとはいえません。
日本では猫の混合ワクチンは3種から7種の感染症を予防することができるワクチンで、代表的と言われている混合ワクチンは3種混合ワクチンです。
この3種混合ワクチンは、「猫伝染性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)」の3つの感染症の予防をすることができます。
尚、猫白血病等は単体のワクチンがあるので、気になるという方は別途接種させることを考えても良いかもしれません。
家族としてせっかく迎えた大切な猫ですから、できる限りの予防はしてあげたい、と感じる飼い主さんはほとんどだと思います。
感染症にかかってしまってからだと遅い、ということもありますし、この機会に猫の混合ワクチンについてしっかり理解を深めていきましょう。
猫のワクチンの費用について
猫の混合ワクチンには単体のワクチン、3種・4種・5種の混合ワクチンがあります。
猫に混合ワクチンを接種するとはいっても、実際どの程度の費用がかかるか気になる、という方もいますよね。
まず、この単体のワクチンには、猫エイズ感染症のワクチンと、日本では接種義務がありませんが、もし海外へ渡航する際に必要となる狂犬病のワクチンがあります。
これらの単体ワクチンは3,000円~6,000円程度の費用といわれています。
次に3種の混合ワクチンですが、これは猫パルボウイルス感染症・猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症の免疫を体内に取り入れます。
この3種の混合ワクチンの費用はおよそ3,000円~7,000円といわれています。
4種の混合ワクチンには、3種混合ワクチンにプラスして猫白血病ウイルス感染症が加わっています。
こちらの4種混合ワクチンの費用はおよそ4,000円~8,000円といわれています。
最後に5種混合ワクチンですが、これは4種混合ワクチンにプラスしてクラミジア感染症が加わっています。
5種混合ワクチンの費用は、5,000円~10,000円といわれています。
このワクチンの費用は、動物病院によっても変わってくるので、詳細はかかりつけの動物病院に尋ねると正確かと思います。
猫のワクチンの副反応ってあるの?
人間でも予防接種などをすると副反応が現れる人がいます。
猫も同様で、混合ワクチンを接種することで、副反応が現れてしまう猫もいます。
副反応にもいろいろな種類がありますが、最も恐ろしいといわれている副反応が、アナフィラキシーショックです。
猫も混合ワクチンを接種した後は、最低でも10分程度は動物病院で様子を見るように言われたり、その日は安静にして様子を見ててあげるように言われます。
アナフィラキシーショックの場合は、接種後10分以内に症状が出ることが多く、万が一の場合に備えて10分程度は動物病院にいると、すぐに対処することができるため、待機するように言われているのです。
その他の副反応は遅くても12時間以内に症状が現れるので、なるべく混合ワクチンは午前中に接種するように、などといわれています。
副作用としては、顔が腫れたり、皮膚が赤くなってきたり、嘔吐や下痢といった症状が多く、少しでもそういった症状が出た場合はすぐに動物病院で診てもらってください。
また、次回混合ワクチンを接種する際には、副反応が出たことを伝え、混合ワクチンの種類を変えるなり対策を取るようにしましょう。
元気がない猫にも使える「ペットにも使えるHB-101」
混合ワクチンを接種した後の猫は、稀に食欲が落ちてしまったり、極端に元気がなくなったりすることがあります。
そういった猫におすすめする商品が、株式会社フローラより販売されている「ペットにも使えるHB-101」です。
この「ペットにも使えるHB-101」は、天然植物液なので、植物はもちろんペットにも使うことのできる商品です。
水で1000倍に薄めて使用する商品で、100ccから1Lと容量もいろいろな種類があるのがポイントです。
使用する頻度や使用する目的、量によって購入する大きさを変えることができたり、初めて使うからとお試し用で購入してみるのも良いかもしれません。
天然由来成分で作られているので、口にしても害もないので、ペットにも使えて安心安全です。
使用用途は本当にいろいろあるので、猫が元気がないから、食欲がないから、匂いが気になるようになってきたから、などいろいろな目的に合わせて使うことができます。
なかなかここまで様々な用途に対応しているペットグッズはあまり見かけないので、オールマイティに使えるアイテムを探しているという飼い主さんにはおすすめできる商品となっています。
「ペットにも使えるHB-101」の使用用途について
本当にいろいろな使い方ができて、コストパフォーマンスも高い「ペットにも使えるHB-101」は、一体どんな使い方ができるのか、気になってきましたよね。
水でしっかりと薄めれば、ペットフードに掛けることもできたり、飲み水に1滴おとすこともできたり、消臭スプレーとして使うこと、グルーミングスプレーとして使うことができたり、ケージの掃除など、本当にいろいろな使い方ができます。
猫が混合ワクチンを接種した後、食欲が低下することもたまにありますが、その場合にペットフードにかけることで、普段とはまた違ったフードと思い食欲が増幅する、といった猫もいたり、飲み水に1滴おとしたものを飲み続けては、いつも以上に元気になった、などの口コミも見かけます。
掃除から消臭、ペットの健康維持まで幅広く使うことのできるアイテムで、水で薄めて使用するのでなかなか減ることもなく、長く使い続けることができます。
猫の身体にとって有害なものも一切入っていないので、口にしても大丈夫、ということが分かるかと思います。
ペットの健康維持にも効果的と謳っているので、混合ワクチンを接種した後に食欲が低下しがち、という猫には一度試してみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回は、猫の混合ワクチンと、混合ワクチンの副反応についてお話してきました。
猫たちの感染症を予防するにはお互いに予防として、混合ワクチンを接種する必要があります。
感染症にかかってしまえば、猫がつらい思いをするのはもちろん、わたしたち人間もいろいろな対策をしなければいけません。
そこで、前もって予防をすることさえできれば、愛する家族でもある猫のことを守ることができます。
混合ワクチンには、副反応が怖いと更に思うかもしれませんが、抗体検査といって、身体に抗体が残っているのか検査をして、抗体があればワクチンを接種しなくても良い、という措置もあります。
副反応が怖いと思っている飼い主さんは、抗体検査をしていることも多いので、検討してみてくださいね。
また、混合ワクチンを接種後に元気がなくなることも多いですが、今回紹介したような「ペットにも使えるHB-101」などの商品を使って、少しでも食欲を増やしてあげたりサポートをしてあげてくださいね。