水槽の濁りの原因は?濁りを解消するための方法をご紹介!
2022.05.03
色とりどりの熱帯魚、美しく茂った水草。そんな水槽のなかの景色は、見る人の心を癒してくれますよね。近年、熱帯魚を飼う人が増えています。しかし、そんな水槽も水が濁ってしまっては台無しです。ちゃんと水替えはしているのに、どうしても濁ってしまう……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、濁りの原因は様々ですが、それが汚れだとは限りません。水槽の水を美しく保つには掃除だけでは不完全なのです。 いったいどうすれば水槽の濁りを解消できるのか、詳しく解説していきます。
水槽の濁りの原因は何?
キチンと水替えをしているにもかかわらず、水が白濁りしてしまった……。そんな経験をした人は多いのではなでしょうか。せっかくきれいな魚や水草を入れているのに、水が濁っていると、台無しになってしまいますよね。
いったい、なぜ水槽は白く濁ってしまうのでしょうか?
バクテリア不足が原因かも
水槽の汚れは、ろ過装置で濾して汚れを取るだけでは十分ではありません。水をきれいに保つためにはバクテリアの力が必要になります。立ち上げたばかりや水替えをしたばかりの水槽が濁りやすいのも、バクテリア不足が原因です。
バクテリアは、魚の糞尿から発せられるアンモニアなどを分解してくれます。アンモニアは魚にとって猛毒。水槽の濁りの解消のためだけではなく、魚の健康のためにも、バクテリアは欠かせないのです。
水槽の大きさと魚の数、つり合いはとれていますか?
小さな水槽に大きな魚を入れたり、水槽の容量に対して魚の数が多かったりすると、ろ過が追い付かず、水が汚れて濁ってしまいます。また、小さな投げ込み式のろ過装置では、汚れは十分に取れず、バクテリアが増えにくいため、どんなに掃除や水替えを頑張っても濁りは解消されにくくなります。
基本的には水量1Lにつき体長1cmの魚を1匹というのが目安になります。これ以上の魚を入れてしまうと「過密飼育」となり、水の濁りだけではなく、魚同士のケンカや共食いなどの原因にもなるので、注意が必要です。
水槽が濁らないためには、どうすれば?
水槽の濁りの原因が判明したら、濁らないように対策をしましょう。まずはよく水槽の様子を観察してみることが大切です。水槽の立ち上げのときに、どれくらいの魚を入れるのか、水量に対して、どれくらいのろ過装置を入れればよいのかなど、しっかりと確認しておきましょう。
バクテリアを繁殖させよう
前述したとおり、バクテリアは水槽の濁りを防ぐのに欠かせません。どうすればバクテリアの数を安定させることができるのかをご紹介いたします。
魚を飼おうと決めたなら、まず、魚を入れる前に水槽を立ち上げるようにしましょう。魚の購入と同時に水槽を用意しても、まだバクテリアが繁殖しておらず、水の浄化がうまくいきません。そうすると、せっかく飼い始めた魚がすぐに死んでしまうという残念な結果になってしまうことも。
水槽の中にはバクテリアの住処となる床材を敷きましょう。砂タイプや砂利タイプなど様々な床材が販売されていますので、飼おうと考えている魚の種類や水草を植えるかどうかなど、総合的に判断して、ぴったりの床材を選んでください。
そして重要なのがろ過装置です。小さな水槽でしたら、簡易なものでも大丈夫ですが、ろ材を追加するとバクテリアの数が安定します。立ち上げたばかりの水槽には、まだバクテリアがいない状態なので、市販のバクテリア剤を入れると良いでしょう。
水槽を立ち上げたら、できれば一週間ほど、魚を入れずにろ過装置を回しておくと水が安定します。
水替えの際も、すべての水を変えるとバクテリアがいなくなってしまうため、水替えは4分の1ほどにしてください。また、カルキでバクテリアが死んでしまうので、置き水を使うか、市販のカルキ抜き剤などを使用しましょう。
水槽内の環境を整えよう
水槽の中の環境を整えることも、水槽の濁りを防ぐのに必要不可欠です。まず、水量と魚の数を確認してください。水量に対して、魚の数が多いとバクテリアでの浄化が追い付きません。また、大きな水槽の場合は、大きなろ過装置を設置しましょう。ろ過装置に何リットル対応なのかが記載されていますので、そちらを必ず確認するようにしてください。できれば、ワンランク上のろ過装置を使用するとかなり水質は安定します。
水を汚す要因として、魚の糞尿のほかに、エサの食べ残しがあります。短時間で食べられる量をあげるようにしましょう。もし、どうしても食べ残しが出てしまうようなら、その都度取り除くか、貝やエビ類、エサの食べ残しを食べてくれる魚(コリドラスなど)を入れると水槽内に汚れが溜まるのを防ぐことができます。
水槽の濁りを解消してくれる便利なアイテム
ろ過装置をしっかり整え、バクテリアが安定した状態になってきたら、さらに活性炭を使ってみてはいかがですか?活性炭は水の浄化に最も即効性があると言われています。汚れを吸着させ、バクテリアにも悪影響を与えないので、すぐにでも試してみたいアイテムです。また、ろ過装置だけではなく、エアレーションを使用すると、水槽内に溶け込む酸素量が増え、バクテリアにも魚にも、良い影響を与えます。ブクブクと立ち上る細かい泡は、見ていてもとても美しいのでおすすめです。
他にも、麦飯石や添加剤、水草など、水槽の濁りを防ぐアイテムがたくさん販売されています。水質に注意しながら色々と試してみてください。必ずピッタリのアイテムが見つかりますよ。
「ペットにも使えるHB-101」で水槽の濁りを解消!
水槽の濁りを解消したい方に最もおすすめしたいのが「ペットにも使えるHB-101」。使い方はいたって簡単。60cmの水槽に対して一滴いれるだけ。とても経済的です。一週間に一度使用するだけでも、水の透明度が上がり、美しい水槽を楽しむことができます。魚にとっても良い環境が保たれ、生き生きとした様子を見ることができますよ。
「ペットにも使えるHB-101」の原料は、スギ、ヒノキ、マツ、オオバコと、100パーセント天然由来。香料や色素、鉱物油を使用しない環境に優しい配合なので、水質に敏感な魚にも安心して使うことができます。
「ペットにも使えるHB-101」があれば、水槽の管理もかなり楽になるはず。ぜひ一度、試してみてくださいね。
まとめ
以上が、水槽の濁りを解消する方法です。白く濁った水槽は見ていて嫌な気持ちになってしまうし、魚の様子も観察しにくく、魚の健康にも影響します。
水槽の濁りを解決するために一番大切なのはバクテリア。水質を安定させるためにはバクテリアの繁殖が欠かせません。床材やろ材などを使用し、バクテリアが住みやすい環境を作ることが水槽の濁りを解消することにつながります。
また、魚の数や水の量、使用するろ過装置に注意を払うことも大切です。水槽のなかの環境にあった適切な飼育をしましょう。エサの量にも要注意。水の汚れの原因となるので、エサはすぐに食べきれる量にしましょう。
水槽の濁りを取り除くために様々なアイテムが販売されていますが、なかでも「ペットにも使えるHB-101」は超おすすめ!60㎝水槽に一滴たらすだけで効果がみられるかなり経済的なアイテム!手軽に美しい水槽を保つことができるのが嬉しいですね。ぜひゲットしてみてください!