うさぎの多頭飼いは大丈夫?飼い主さんが知っておきたい注意点
2020.09.22
ペット界で犬や猫についで人気を誇っているうさぎ。うさぎの多頭飼いはできるのか?その際の注意点など、ご紹介します
うさぎは多頭飼いできるの?
さて、うさぎはずばり、多頭飼いできるのか?
早速疑問にお答えします。
ずばり、うさぎは多頭飼いできます。
できるのですが、様々な困難に立ち向かう、注意も多いので至極難しいともいえます。
まず先住うさぎの性別、後から入る子の性別。
性格によっても左右されます。
最悪の場合、部屋を分けて飼う事にもなりえます。
そのような場合でも対応できる環境であってこそ飼い主ですので、それが出来ない一室のアパートなどでは多頭飼いはおすすめできません。
まず、先住うさぎを守る為に、後から来るうさぎに病気はないかチェックします。
伝染病などをもつ場合ですが、先住うさぎにもうつりますのでどちらも命をおとしてしまう可能性があります。
病気チェックは一番注意して行いましょう。
次に、多頭飼いをしたとしても先住うさぎがまず最優先であることを忘れないでください。
うさぎにもプライドがあります。縄張りもあります。
まずは多頭飼いできるかどうか見極める必要があります。
最初に二羽をケージ越しに対面させます。
様子を見ながらでいいので、双方の存在に少しずつ気付かせていき、慣れてもらいます。
この段階で喧嘩したり、興奮してしまうこともあるのでよく注意しておく必要があります。
目は離さないように注意していてください。
相性や性格の問題もあるので、上手くいかないこともあります。
その場合は部屋を別にして暮らした方がいいと思います。
うさぎの多頭飼い、オスメスで変わる?その場合の注意点は?
また、メスやオスによっても変わります。
メス同士が一番上手くいきやすいと言われています。
オスは縄張り意識がかなり強いと言われています。
同じ空間だと喧嘩し、最悪どちらかが命を落としてしまいます。
別々のケージにし、去勢するなどの対策が必要です。
ですが、去勢したからと言って上手くいくわけではないです。
温厚になる子もいれば、より凶暴になる子もいます。
その子の性格もよく見ながら注意することが重要です。
オスとメスの場合です。
この場合は妊娠のリスクが考えられます。
生後4~5ヶ月で妊娠することができるといわれているうさぎ。
去勢や避妊をしないとどんどんうさぎが増えてしまいます。
それでも育てる環境が整っていればよいと思います。
無理だと思う方は注意が必要ですね。
メスとメスの場合は、多頭飼いはおすすめできます。
喧嘩も少なくすむと言われていますが、マウンティングや喧嘩などした場合はそっと違うケージに離してあげましょう。
注意はどうしても必要になるので、目は離さないようにしてくださいね。
うさぎを多頭飼いするときの注意点は?
多頭飼いする前に、多頭飼いする際の注意点をおさえておくといいと思います。
まずは前述の通り、相性が合わない場合は喧嘩などでどちらも重症になり得るケースもあります。
ダメだと思ったら離して飼う、部屋ごと変える配慮が必要です。
また、先住うさぎや後から入るうさぎに病気はないか?
伝染病をもっていないか?こちらを調べるのも飼い主の役目です。
最初に動物病院で調べてもらうのがいいと思います。
かかりつけの動物病院を見つけておくのもポイントです。
同じケージ内は絶対にダメです。
同じケージにいれてしまうと最悪命を落としてしまいます。
うさぎは縄張り意識の強い動物です。
ペットショップで一緒に入っているのを見たからと、種類も生まれも違ううさぎを一緒のケージで育てるのはNGです。
必ず1匹につき1つのケージを与えるようにしてください。
これも飼い主としての責任となります。
絶対に注意するようにお願いします。
うさぎは地中に穴を掘って住む場所を作る動物です。
自分でトイレや寝床、住みかを作って生活します。
その自分の住みかである所に他のうさぎが来るのは本当はすごく嫌がること。
そしてその嫌がるのは本能であることを念頭においておいてください。
最悪、別のうさぎの毛をむしることもあります。
そんな場合も注意して、部屋ごと変えて住むようにしましょう。
あくまで先住うさぎを優先してあげることが重要です。
まとめ
うさぎの多頭飼いの注意点についてご紹介しました。
すべてはうさぎのペースや性格によって考えてあげてください。
多頭飼いをおすすめする考えも有りますが、1羽につき1ケージ、無理せずにダメなら離す等対応をその都度変えてあげてくださいね。
飼い主さんの注意がうさぎのその後を左右しますよ。
楽しいうさぎさんとの生活を応援しています!