気を付けて!うさぎがかかる目の病気!飼い主にできることは?

気を付けて!うさぎがかかる目の病気!飼い主にできることは?

2021.03.02

うさぎの目から涙があふれ出しているときや目やにが多いときなどには、目の病気にかかっているかもしれません。うさぎが目の病気にかかったら、早く異常に気づいてあげることがなによりも大切です。本記事では、うさぎがかかりやすい目の病気の種類と原因、予防のために飼い主さんができることをご紹介します。

うさぎの目の病気を早期発見しよう

うさぎの目の病気を早期発見しよう

うさぎの目の病気に気づかないままでいると、重症化して失明する恐れがあります。目の病気を治すには早期発見が欠かせませんが、どのような初期症状があるのでしょうか?

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うさぎの目に異常があるときの症状は?

うさぎがしきりに目を細めていたり、まばたきの回数がいつも以上に多かったり、目を気にする素振りを見せたりしているなら、病気にかかっている可能性があります。うさぎの涙には油分が多く、目に「第三のまぶた」と呼ばれる舜膜(しゅんまく)があるため、まばたきの回数が少なくても目が乾くことはありません。
そのほか、うさぎの目に病気にかかっているときには、目やに(涙)がたくさん出たり、充血していたり、まばたきが多かったり、痛みで両目を閉じたままにしていたりします。また、目の腫れや目の白濁、眼球突出や瞳のせわしない動きなどの症状が見られたときにも、病気の疑いがあるため注意が必要です。

うさぎの目が病気にかかりやすい理由

大きくて可愛らしいうさぎの目ですが、その目の大きさと位置ゆえに病気になったり、ケガや外傷を受けたりしやすいようです。ほかの草食動物と同じく、うさぎの目も側面に付いていて露出しているため、さまざまな異物が入る可能性があります。
うさぎの目の病気には、パスツレラ症や兎粘液腫といった細菌やウィルスによって引き起こされる感染症のほか、腫瘍や炎症、緑内障や白内障などの病気が挙げられるでしょう。慢性的な感染症にかかると、腫れやかゆみのほか、目に強い痛みを伴います。

うさぎがかかりやすい目の病気:結膜炎

うさぎがかかりやすい目の病気:結膜炎
結膜炎は、もっとも一般的なうさぎの目の病気です。うさぎが結膜炎にかかってしまったときに出る症状と原因、飼い主さんが予防のためにできることをまとめてみました。

うさぎの結膜炎の症状

結膜炎とは、目の表面を覆う結膜に炎症がおこる病気です。うさぎが結膜炎にかかると、たくさん涙が出るため、目の周りの皮膚がただれてしまったり、目やにのせいで目が開かなくなってしまうことも。加えて、目の充血や腫れ、まぶしそうにするといった症状が現れます。
目の病気になると、違和感を覚えたうさぎが前足で目を引っ掻くことがあります。すると、黒目の部分を覆っている角膜が傷つき、潰瘍性角膜炎を引き起こすことがあるので、できるだけ早く獣医師のもとを訪れて治療してあげましょう。

結膜炎の原因と予防のためにできること

目に異物が入ると、結膜炎になることがあります。しかし一般的には、人間と同じく、うさぎも細菌やウィルスの感染から結膜炎になることが多いようです。パスツレラ感染症を引き起こすパスツレラ菌は、保菌しているうさぎとの接触や飛沫からの感染、または胎内や母乳を通して母子感染するといいます。
パスツレラ感染症にかかると、鼻炎や肺炎など呼吸器系の病気になるほか、結膜炎になることも。うさぎはストレスを感じていたり、免疫力が低下していたりするとパスツレラ感染症にかかりやすくなります。結膜炎を予防するには、パスツレラ菌などの細菌やウィルスに感染しないよう、常にケージ内(トイレや水入れも含めて)を清潔に保ち、風通しをよくしましょう。
また、ウッドチップや消臭スプレーに含まれる揮発性有機化合物が原因で、結膜炎などの目の病気になることがあります。そのため、うさぎのペットケア商品を購入するときには、健康のことを考えた商品を選ぶことが大切です。さらに、異物が目に入って病気にならないよう、細かすぎるウッドチップや屑が多い牧草は使用しないようにしましょう。

うさぎがかかりやすい目の病気:白内障

うさぎがかかりやすい目の病気:白内障

白内障はうさぎだけではなく、すべての動物に発症する目の病気です。しかし、うさぎが白内障になると、さまざまな合併症を引き起こすので放置しないようにしましょう。

うさぎの白内障の症状

うさぎが白内障にかかると、片方または両方の目の上に乳白色の層が現れたり、目全体が白く濁ったりします。白内障になると、部分的もしくは完全に失明してしまう恐れが。ところが、うさぎは病気になっても聴力や嗅覚などの感覚に頼って、うまく順応して生活できるため、病気の早期発見が難しい場合があります。
もしも、うさぎの動きが鈍くなったり、物によくぶつかるようになったりした際には、すでに白内障が進行しているかもしれません。病気が進行すると、緑内障やブドウ膜炎といった病気を併発する可能性があるので、できるだけ早い段階で動物病院に相談しましょう。

白内障の原因と予防のためにできること

うさぎが白内障になる原因は、先天性や遺伝性、加齢などさまざまです。うさぎの白内障は、大きく若年性白内障と老年性白内障に分けることができます。若年性白内障は、主にエンセファリトゾーンと呼ばれる寄生虫が目の水晶体に入り、そこで増殖することで引き起こされることが多い病気だといわれています。
この寄生虫が母子感染や経口感染してうさぎの体内に侵入すると、まったく症状が出ないこともありますが、白内障以外にも中枢神経障害などの病気になるケースも。もしも多頭飼いをしているのであれば、エンセファリトゾーン症にかかっているうさぎを隔離し、獣医師のもとで適切な治療を受けさせましょう。
ほかにも、水晶体の外傷や糖尿病などの病気が原因で、白内障になることもあります。うさぎが糖尿病にならないためにも食事量をきちんとコントロールし、遊んだり散歩させたりして、運動不足にならないように気をつけてあげましょう。

うさぎがかかりやすい目の病気:流涙症(りゅうるいしょう)

うさぎがかかりやすい目の病気:流涙症(りゅうるいしょう)
うさぎがかかりやすい目の病気に、流涙症があります。病気がひどくなると、目の周りの皮膚がジュクジュクして、なかなか治らないことも。重症化させないためにも、流涙症の症状や予防法を知っておくことは大切です。

うさぎの流涙症の症状

流涙症とは、涙があふれて目の周りが濡れる病気です。通常、涙が出ると目の表面を潤して、下まぶたの裏にある涙点と呼ばれる小さな穴を通って涙嚢(るいのう)、そして鼻涙管を通過して鼻腔へと流れていきます。
ところが、鼻涙管が詰まっていると、涙が鼻腔にうまく流れないためあふれ出ることに。涙があふれ出す状態をそのままにしておくと、涙で濡れた目の周辺の皮膚が炎症を起こして、ただれてしまうことがあります。
うさぎが流涙症になってしまったらこまめに涙を拭き、目の周辺の皮膚を乾いた状態に保つようにしてあげましょう。また、涙を溜める部分である涙嚢が炎症を起こすと、下まぶたが腫れて涙嚢炎と呼ばれる病気になります。涙嚢炎になると目やにが多くでたり、膿が混じって白濁した涙が出るとなどの症状が出るように。流涙症・涙嚢炎にかかると、鼻涙管を洗浄したり、点眼薬や抗生物質を服用したりしなければならないため、すぐに動物病院を受診しましょう。

流涙症の原因と予防のためにできること

うさぎの流涙症は、細菌が詰まるほか、不正咬合で伸びた歯根による圧迫で鼻涙管が閉塞することで発症します。うさぎの歯は、涙の通り道である涙管のすぐ下にあります。上の歯が長くなり過ぎると口の中を傷つけたり、流涙症などの病気になってしまうため、伸びた歯を削るなどの歯の治療が必要です。
あまり噛まなくても食べられる食事をうさぎに与えていると、歯の嚙み合わせが悪くなり、不正咬合や流涙症などの病気になる可能性があります。そのため、子うさぎの頃からチモシー(乾草)を食事のメインにあげることも、病気予防に繋がるでしょう。
細菌感染による流涙症や涙嚢炎などの病気を予防するために、目に異物が入らない安全な環境を作り、ケージ内の掃除を徹底して清潔にしておきましょう。

まとめ

嗅覚や聴覚が発達しているうさぎは、目が病気になっても、日常生活を送ることが可能です。しかし、それゆえに飼い主さんが病気を見過ごしてしまうことも。うさぎの目の病気を予防するのは簡単なことではありませんが、目の病気を早期発見するためにも、目に異常がないか常に確認してあげるようにしましょう。

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