犬の口が臭い原因4選!手軽にできる臭い対策も詳しくご紹介!
2025.11.18
愛犬との触れ合いの時間は至福の時間、という飼い主さんも多いでしょう。一方で、犬が顔に近づいた時に口の臭いが気になる…と感じるケースは決して珍しくありません。犬の口が臭い場合、口腔内や内臓に異常をきたしている可能性があるため、放置は禁物です。
今回は、犬の口が臭い原因と対処法について詳しくご紹介します。
犬の口が臭い時に多い4つ原因

犬の口の臭いは、単なる臭いの問題ではない時があります。口の臭いが、歯周病や腎族病といった病気のサインであることも多いためです。
ここでは、犬の口が臭い時に多い4つの原因について詳しく解説します。
1.歯周病などの口内環境の悪化

歯に食べカスがついたまま放置すると、歯周病や歯肉炎を発症しやすくなります。初期には症状がほとんど見られないものの、進行するにつれて腐敗臭やドブのような臭いがするようになります。悪化すると、歯が抜けてしまうこともあるため注意が必要です。
他に、口内炎や口の中にできる腫瘍なども臭いを発することがあります。噛むたびに口が痛くてエサを食べられなくなることもあるため、普段から口の中に異常がないか定期的にチェックする習慣を作るようにしましょう。
2.内臓疾患

内臓疾患にかかった犬は、口の臭いが臭くなることがあります。腎臓病はアンモニア臭、糖尿病はケトン臭、肝臓病はなんとも言えない甘い臭いが強くなることが多いようです。
機能が低下する臓器によって臭いが異なるため、シニアになったらこまめに動物病院で健康チェックをすることが大切です。
3.口の潤い不足

水分が不足し、口の中が乾燥すると口が臭いと感じやすくなります。唾液には細菌の増殖を抑制する役割があります。
鼻詰まりや興奮状態の持続によって口呼吸が多くなると、口の中が乾燥しやすくなり細菌が増えて臭いやすくなるのです。口の潤い不足は、ストレスや水分不足、薬の副作用によるものもあります。
4.食べ物

生の肉や魚などを犬が食べることで、一時的に口の臭いが強くなることがあります。犬自身が早食いをしたりよく噛まずに丸呑みをして、食べカスが歯や歯の間について口臭の原因になることもあります。
また、安価なドッグフードを与えている場合、保存料や香料といった化学物質や穀物も発酵によって口の臭いが強くなる原因になるようです。
犬の口が臭い時の対処法

犬の口が臭い時は、家でのケアが大切になります。歯磨きや食生活の見直しなど、飼い主さんもできることが多くあるので、ぜひ実践してみましょう。
具体的にどのような口のケアをすれば良いのでしょうか?
1.こまめな歯磨き

犬の口が臭い時は、毎日の歯磨きを取り入れると良いでしょう。臭い対策になるだけでなく、愛犬の歯周病や歯肉炎の予防にもなります。歯磨きをする頻度は、最低でも週に2回以上行い、余裕があれば毎日がおすすめです。
最初は指に湿らせたガーゼを巻いて優しく、歯を磨いていきます。歯や歯茎を触られることに慣れてきたら、徐々に犬用の歯ブラシに移行していきましょう。できれば子犬のうちから口の中を触られることに慣れてもらうことがおすすめです。
2.ケア用品を取り入れる

普段からロープタイプのおもちゃや歯磨き用のガムといったケア用品を取り入れることも口の臭いケアにつなげることができます。ガブガブと噛むことで、食べカスや歯垢を取り除くことができるでしょう。
犬用のマウスウォッシュも販売されているため、普段飲む水に混ぜることもおすすめです。一方で、ケア用品はあくまで歯磨きのサポート的な役割となります。口の臭いケアには歯磨きをこまめにすることが第一です。
3.フードを変える

一般的にウェットタイプよりもカリカリのドライタイプのドッグフードの方が、歯に汚れがつきにくいとされています。ドッグフードを選ぶ時は、口臭の原因となる保存料や香料不使用の良質な素材を使ったドッグフードにすることがおすすめです。
食事を与える時間を決めたり、人の食べ物を犬に与えないようにしたりすることも口の臭いを予防することにつながります。
4.水分補給をしっかりさせる

普段からしっかりと犬に水分補給をさせることで、細菌の増殖を抑えたり口内環境を整えたりすることができます。食べカスの除去効果もあるため、自然と口の臭いケアをすることができます。
消化促進や吸収力も高めることができるため、犬がきちんと水を飲んでいるかチェックすることがおすすめです。暑い夏では脱水を防ぐこともできるため、常に新鮮な水が飲めるようにしましょう。
5.運動不足を解消させる

犬は、本来運動が大好きな動物です。適度に運動させることで、自律神経が整い、唾液の分泌を促すことができます。
ハァハァと舌を出すパンティングによって口の動きを活発になることで、細菌の増殖を抑え、口の中を清潔に保ちやすくなります。犬の肥満防止やストレス解消にもなるため、定期的にドッグランに連れて行って思い切り走り回らせてあげたりボール遊びをして遊んであげましょう。
犬の口臭が臭い時は動物病院の受診も検討しよう

犬の口の臭いは、病気が原因で変化することがあります。「いつもより口が臭い」「よだれが多くなった」「しきりに口を気にして、フードもあまり食べない」などに気付いたら、早めに動物病院で診てもらうことがおすすめです。
早期発見、早期治療をすることで、犬の口の健康を取り戻すことができます。犬の身体への負担も軽く済むため、少しでも変だと感じたら一度獣医に判断してもらいましょう。
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まとめ

犬の口が臭い時は、口腔内の環境が乱れていたり内臓の調子が悪かったりする可能性があります。普段から歯磨きを習慣にすることはもちろん、ドッグフードの見直しや運動で犬の口の臭いケアをすることができます。犬の口臭ケアは、飼い主さんもできることが多くあります。愛犬の口の臭いが気になる時は、今回紹介した原因と対策を参考にしてみてくださいね。










