猫が吐くのは生理現象?病気?エサを食べてすぐに吐く原因をご紹介!
2025.11.25
猫が吐くのは、決して珍しいことではありません。生理的に吐くことが多い猫ですが、エサを食べてすぐ吐くと心配になる飼い主さんも多いでしょう。猫が吐く原因はさまざまですが、中には病気が隠れている場合もあります。
今回は、猫がエサを吐く原因と対処法をご紹介します。
猫がエサを食べてすぐに吐く5つの理由
猫は、もともと吐くことが多い動物です。一方で、猫がエサを食べた後にすぐ吐く理由には複数あります。具体的にどのような理由で吐くのでしょうか?
ここでは、猫がエサを食べてすぐに吐いてしまう理由について解説します。
1.過食
猫がエサを吐いてしまう原因の一つが、過食です。過食をすると胃の中で水分を吸い込んだエサが膨らんで、胃を圧迫し吐きやすくなります。食べ過ぎて胸焼けがするからと、食後に猫草を食べて吐く場合もあるようです。
エサを食べてもすぐにニャーニャーと鳴いて欲しがる時は、エサの量が足りない可能性があります。一方で、猫はストレスを解消しようと過食をすることもあります。適正体重にもかかわらず、猫がエサを欲しがる時は、甲状腺の病気が原因である可能性もあるため注意が必要です。
2.早食い
猫がエサを吐く理由に早食いがあります。特に保護猫や猫を複数飼っている場合に多い傾向があります。エサを他の猫に取られないように焦ってエサを食べてしまうのです。
早食いをすると、エサをよく噛まずに飲みこんでしまうため、消化不良を起こして吐きやすくなります。また、エサと一緒に空気をたくさん飲むこんで吐くとされています。
3.エサが体質に合っていない
エサが猫の体質に合っていない場合、吐いてしまうことがあります。エサに使われている鶏肉や魚、小麦、とうもろこしといった穀物に対してアレルギー反応や消化不良を起こしてしまうのです。
また、新しいエサに急に変えたり、時間が経って酸化したエサで消化不良を起こしたりして吐くこともあります。エサを変える時は、1週間ほどかけて少しずつ行うことがおすすめです。
4.食べている時の姿勢が悪い
猫がエサを食べる時、平たいフードボールを直接床に置くと、猫の首が折れて頭が胃よりも下に来てしまいます。首が折れた状態は、エサを食べても胃まで到達しにくく、すぐに吐く原因になりやすくなります。
関節が弱ったシニア猫の場合、前屈みの姿勢は関節に負担がかかりやすいため、痛みを生じることも少なくありません。吐きやすいだけでなく、エサを食べる=痛いと覚えてしまうと、食べる量そのものが減ってしまう恐れが出てきます。
5.胃の中に毛玉ができている
毛玉(ヘアボール)があると、猫はエサを食べてもすぐに吐く傾向があります。特に抜け毛が激しい換毛期は、グルーミングする時に大量の毛を飲みこむことが多いため、吐きやすい状態と言えます。
「普段は吐くことはないけれど、特定の時期になると吐くことが多い気がする」という場合は、胃の中に毛玉がたくさんある可能性があります。
猫がエサを食べて吐いてしまう時の対策3選
猫がエサを食べても吐く場合、飼い主さんが適切な対処をすることで吐く回数を軽減させることができます。
猫がエサを食べて吐く時、どのような対策ができるのでしょうか?
1.フードボウルを変える
猫の姿勢が悪いためにエサを吐く場合は、フードボウルを変えることがおすすめです。エサ台の高さは、5〜8cmが良いとされています。前屈みになりにくい程よい高さにされた足付きのボールにすることで、吐き戻しを軽減させることが期待できます。
突起がついている早食い防止用のフードボウルなども販売されているため、自然な姿勢でエサを食べることができるデザインをものを選びましょう。
2.エサの回数を増やす
猫がお腹が減って早食いをすることで吐く場合は、一回のエサの量を少なめにして回数を増やすことがおすすめです。総量は変えずに、1日3〜4回の頻度にしましょう。
エサの頻度を増やすことで、極度の空腹状態を改善させ、過食や早食いを防ぐことができます。量そのものを減らすことで胃への負担が軽減し、消化もしやすくなることが期待できます。
3.こまめにブラッシングをする
胃にヘアボールができてエサを吐く場合は、こまめにブラッシングをすることで解消することがあります。短毛種の場合は1日おき、長毛種の場合は毎日ブラッシングをすることで、抜け毛ケアをすることができるでしょう。
一方で、すべての猫がブラッシングを好きなわけではありません。エサを吐くからといって、ブラッシングが嫌いな猫に無理にブラッシングをすると、ますます嫌いになったりストレスを感じたりするようになるため、猫に負担をかけないことが大切です。
猫が吐いた後の対応は?
猫がエサを吐いた時に元気そうであれば、様子見をして大丈夫です。一方で、
•高頻度でエサを食べてもすぐに吐く
•まったく吐かなくなる
•吐く時に苦しそう
•吐いたものの中に血が混じっている
といったケースは、病気が隠れている可能性があります。猫が吐くのは生理現象の一つではありますが、心配な場合は一度動物病院で診てもらうことがおすすめです。
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まとめ
猫は体の構造上、吐きやすい動物です。吐く原因には、早食いや過食、毛玉が胃の中にあるなどさまざま。一方で、エサの回数を多くしたりブラッシングをすることで、猫が吐く回数を減らすことができます。猫のエサを吐く行為にお悩みの場合は、今回ご紹介した原因や対処法を参考にしてみてみましょう。










