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犬の反抗期に多い特徴とは?反抗期にやってはいけない行為もご紹介

犬の反抗期に多い特徴とは?反抗期にやってはいけない行為もご紹介

2024.06.25

飼い主さんと良好な関係を築いている犬が、ある日を境に反抗的な態度が増えた場合、反抗期を迎えた可能性があります。犬が持つ生来の気質などで反抗期の振り幅は大きく異なります。 人間と同じように、生意気とも取れる態度に飼い主さんも困惑してしまう人も少なくありません。 「犬にどう接したら良いのかわからない…」と悩む飼い主さんも少ないのではないでしょうか?今回は、犬の反抗期について詳しくご紹介します。

犬にも反抗期がある

犬にも反抗期がある

人間の少年少女同様、犬にも反抗期に入る時期があります。それまで比較的飼い主さんに対して従順だった犬が反抗しやすくなる時期は、大きく分けて3つあるとされています。

第1次反抗期 生後6~10か月頃
第2次反抗期 1歳前後
第3次反抗期 2~3歳ごろ

一般的に、ほとんどの犬に反抗期は訪れます。反抗期の原因は、性ホルモンの変化で縄張り意識や警戒心、闘争心が犬に芽生えることが関係しています。
犬種の中でも、チワワやトイ・プードル、柴犬、コーギーなどの人気が高い種類は、反抗期が激しくなりやすい傾向があるとされています。一方で、飼い主さんが手を焼くほどの反抗期を過ごす犬もいれば、一見反抗期だとわかりにくい犬もいるため、個体差も多いと言えるのです。

犬の反抗期に多い6つの特徴

犬が反抗期に入った時、どんな行動が増えるようになるのでしょうか?人間ならば親からの注意を言い返したり無視したりした人も多いでしょう。実は、犬も同じように飼い主さんの指示を無視することがあります。
ここでは、犬の反抗期に多い6つの特徴について詳しく解説します。

1.指示を聞かなくなって要求吠えをする

反抗期に入った犬は、「おすわり」「伏せ」「お手」「ハウス」といった指示を素直に聞かなくなることが増える傾向があります。言うことを聞かないだけでなく、そっぽを向いたりおもちゃで遊び始めたりすることもあるため、飼い主さんが困惑してしまうことも少なくないようです。
一方で、飼い主さん以外の人の指示を聞いたりすることもあります。飼い主さんに何かして欲しい時に、しつこく要求吠えをすることが増えるのも、犬の反抗期に多いです。

2.こだわりが強くなる

犬がお気に入りのおもちゃで遊んでいる際に、飼い主さんが回収しようとすると唸って怒りを露わにすることが増えることも反抗期の特徴です。散歩コースへのこだわりも強くなることがあり、自分が行きたい方向やお気に入りの場所を譲ろうとしないこともあるようです。
飼い主さんの意志を無視して、自分の思い通りにしようとする行動が増えた場合は、反抗期の始まりかもしれません。

3.警戒心が強くなる

犬は、反抗期に入るとメンタルが不安定になることがあるため、警戒心が強まり無駄吠えが増えることがあります。特に小さい犬は、特に理由があって吠えるわけではなく、言いようのない恐怖心を解消しようと吠えることがあります。
反抗期は縄張り意識も強くなる傾向もあるため、テリトリーを侵されるのかもしれないと不安になり、家の前を通った犬や通行人にしつこく吠えるのもあるようです。

4.トイレでおしっこをしなくなる

反抗期を迎えた犬は、それまで完璧だったトイレを失敗することがあります。性ホルモンの分泌の増加で、不安定になることが多くなったことが理由です。
トイレを覚えたばかりの子犬の場合、もう一度トイレで排泄をすることを促すことで改善することがあります。一方で、わざとカーペットや壁といった場所におしっこをして、飼い主さんの反応を見ようとする犬もいるようです。

5.フードを食べなくなる

フードを変えたわけでも体調不良でもないのに、急に飼い犬がフードを食べなくなったときは反抗期かもしれません。飼い主さんに反抗して、フードを食べなくなるのです。
小さな子どもの「いやいや期」と一緒で、お腹が空いたら食べるケースがほとんどです。フードを食べないからといって、食いつきの良いおやつを与えるのは、しつけの面でも飼い犬の健康面でも悪影響を及ぼす可能性が高いので控えましょう。

6.噛んでくる

犬が飼い主さんを噛むことは、反抗期によくある行動の一つです。甘噛みをする犬もいれば、本気の力で噛んでくる犬もいます。噛まれた部分にかなり激しい痛みが走るため、飼い主さんが犬に対して恐怖心を抱いてしまうケースもあるでしょう。
腕や脚を噛まれた場合、キズになってしまうことも少なくありません。噛まれた際に大声を上げると、犬が「飼い主さんが喜んでいる」と勘違いする恐れがあるため、注意が必要です。

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犬の反抗期の3つの注意点

犬が反抗期に入った際、あまりにも犬の反抗が激しくて、飼い主さんが困ってしまうケースが少なくありません。
今までと違う犬の態度にどう接していいかわからなかったり、言うことを聞こうとしない姿にイライラしてしまったりすることが増えることもあるでしょう。
ここでは、犬の反抗期にしてはいけない3つの注意点を詳しく解説します。

冷静に叱る

犬が反抗期で、飼い主さんの手を噛んでしまったり要求吠えが増えたりしてしまっても、毅然とした態度で犬に接することが大切です。飼い主さんの手や足を噛んだり吠えたりする際は、冷静に叱りましょう。
家族で飼っている場合は、同じワードで叱ることで犬が混乱するのを防ぐことができます。犬の要求を突っぱねることで、わがままな行動を減らすことも期待できるでしょう。

トイレトレーニングをやり直す

反抗期の影響でトイレがきちんとできなくなった場合は、トイレトレーニングをやり直すことがおすすめです。「反抗期だし多少は仕方ない」と多めに見ると、犬は粗相をしても叱られない=トイレ以外の場所で排泄をしても良いと、誤解する恐れがあります。
トイレトレーニングをやり直し、正しい場所で排泄できたときはしっかりと褒めることで、徐々にまたトイレで排泄ができるようになるでしょう。

絶対に叩いたり大声で叱ったりしない

可愛かった愛犬の反抗的な姿に困惑してしまう飼い主さんも少なくないと思いますが、絶対に犬を叩いたり大声で叱ったりしないようにしましょう。
脅すように叱りつけても、犬にはわかりません。それどころか、飼い主さんに不信感や恐怖心を抱いてしまう恐れがあるため、反抗期が終わっても良好な関係を築くことは難しくなる可能性があるのです。

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まとめ

犬の反抗期は、飼い主さんの指示を聞かないだけでなく、無視をしたりフードを食べなくなったりすることが増えるようになります。粗相も増えることも少なくないため、消臭グッズの導入や再度トイレトレーニングをするなどの対策が必要になります。
また、犬の反抗期は、飼い主さんや家族に対して攻撃的になることも少なくありません。素直に言うことを聞かない姿にイライラしてしまう時もあると思いますが、犬を叱る時に怒鳴ったり叩いたりしないようにしましょう。冷静に伝えることで、犬も徐々に指示を聞くようになるはずです。

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